日本児童文学学校・感想④
47期、第1回の受講を終えて。 中山あすみ
私が児童文学学校を受講させて頂くのは今回で2回目です。ですが初日の皆さんの自己紹介を聞いて、その熱意に驚かされました。講評作品も世界観を持った作品を出されていて、意見の出し合いも活気があり、皆さん読む力があるなぁと感じました。1日に本を2冊読むようにしているという方もいて、やはり本が好きなんだなぁ、私も沢山読もう、と刺激を受けました。
赤羽先生の授業では、経験に基づいた同人誌活動やデスクティーチャーでの子供達の発想の面白さ、出産したお母さんたちと絵本を作った話など実体験のお話が聞くことができ勉強になりました。そしてなんだか元気も頂けました。
田部先生の作品講評では、キャラクターのテンションをグラフで書いて説明して下さったのが参考になりました。
私もキャラクターの動き、感情を考える時に、グラフにして考えてみようと思います。
私は本を読むのは好きですが、実は文章を書くのは苦手です。元々は絵を描いていて、三、四年前に絵本を作りたいと思い勉強を始めた時に、絵本にも文章力が必要だと感じ、児童文学学校の門をたたいたのが勉強したいと思ったきっかけです。
そして児童文学を学ぶうちに、文章だからできることや文章で読み手の想像力を使って世界を紡ぐというのが、とても面白いなと思うようになりました。
これから半年間、宜しくお願い致します。