講座ブログ

2022年10月

おめでとうございます!

第50期、優秀作品に錦織秀佳さんの『石と意志』が選ばれました。おめでとうございます。

錦織さんにも、受賞のことばを書いてもらいました。これからの活躍を期待しています。

 

毎日、コツコツ。 錦織秀佳 

 

第50期優秀賞に選んでいただきまして、ありがとうございました。

去年に引き続き二期連続の参加です。講師の先生によって内容は異なり、幅広く学ぶことができました。

 

改稿時、一度目の開先生の講評で教えて頂いたポイントを踏まえて書き直したものの、なんだかピンときませんでした。自分はいったいこの作品で、何を書きたいのかをもう一度考えました。そこで悩んだのは、石好きな男の子の性格についてです。静かな無口な男の子は普通の子として受け入れられないのかも知れないと思い、変更しました。

オンライン飲み会の講評時に、田部先生が、「一途な子っていいね」とおっしゃってくださり、ぐらぐらと揺れていた分、とても嬉しかったです。ありがとうございました。

それとは別に講評で、赤羽先生から「大丈夫かな」と不安そうだとご指摘もありました。

こういった人物は受け入れられないかもしれないと、人の目を気にすることは、読者対象を決めることとは違うと分かっているのですが、つい、読者を意識するのではなく人の目を気にしてしまいます。

人の目線ではなく、自分なりの登場人物を描くことが今後の課題だと思いました。

 

こういった、自分では気づいていない点、気づかない点を教えて頂けるのも、講評ならでは。受講しようと思ったきっかけも、そこにありました。講師の先生方からのアドバイスは勉強になります。

自分一人で書くよりも、プロの目から見て感想を聞くことができ、また、この講座でワクワクするような作品やその書き手の皆さまと出会え、書くモチベーションが上がりました。

 

今は、オンライン創作教室で升井先生に教わっています。

ワクワク感はどこからやってくるのだろう、楽しさはどこにあるのだろう。

と、考えていましたが、それらが来るのを待つのではなくて、迎えに行くものだということに、ようやく気付いたところです。

毎日できることを一つずつ、コツコツと積み重ねて書いていきたいと思います。

 

スタッフ、講師の皆々様、オンラインで開催して下さり、誠にありがとうございました。

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2022/10/12

おめでとうございます!

 日本児童文学学校では、受講生から10枚の作品を提出していただき、最優秀、優秀作品を決めています。

第50期は、儀武智子さんの『生まれかわり会議』に決定しました。おめでとうございます。

このたび、受賞の言葉をかいていただきました。作品は、機関誌「日本児童文学3月ー4月号」に掲載されます。

 

手探りしながらゆっくり前へ      儀武智子

 

 「身に余る光栄」というのは、これまで私には縁のない言葉でしたが、まさか体感する日が来ようとは思ってもみませんでした。修了式で自分の名前が呼ばれたときの、頭に全血液が集中していくような感覚は忘れることができません。心より御礼申し上げます。

 四月からの半年間、振り返ればあっという間でした。

 講師の先生方のお話は、いつも熱く、愛情に溢れ、初心者の私に勇気を与えてくださいました。その教えをしっかり反芻して自分の糧にしていきます。

 また、ほかの受講生の方の作品を読ませていただけたことも、とても勉強になりました。開講までに作品を提出できなかった私は、講評の時間は話を聞くだけだと、のんきに構えていました。しかしそれは全く甘い考えだったのです。先生方が、感想を述べるよう受講生たちを指名するのです! 当てられておたおたしないように、毎回時間をかけて読み込みました。まるで宿題のようなこの感じは、まさに「学校」でした。宿題の答え合わせをする気持ちで先生方の講評を聞くと、プロがどこを指摘し、解説し、助言するのかが、より分かりやすかったです。「物語を書く」とはどういうことなのか、これまで霧の中にいたけれど、ようやく輪郭が見えてきたように思います。

 講座で教わったことを思い出しながら、書きかけだった原稿をなんとか形にして、二回目の提出期限に間に合わせることができました。反省点は多々ありますが、それでも私には、いつか子供たちに楽しんでもらえるような物語を書きたいという願いがあります。修了式での赤羽先生の言葉「アスリートが筋トレをするように、読んで読んで読んで、書いて書いて書き続ける」を心の芯に据えて、ゆっくりでも前に進めるよう精進するつもりです。

 第50期日本児童文学学校の講師の先生方や事務局の方々、受講生のみなさま、心に残る経験を共有してくださって本当にありがとうございました。

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2022/10/07

おめでとうございます!

第50期日本児童文学学校を受講されていた華井由利奈さんが 小学館ジュニア文庫小説賞 金賞を受賞されました。

『世界で一番やさしい死神のお仕事~恋人は、余命五日のオオカミくん!?~』

これは快挙! すごいです。おめでとうございます。

ジュニア文庫小説賞 結果発表|小学館ジュニア文庫 (juniorbunko.jp)

おめでたいニュースに、スタッフ一同もわきたちました。

華井さんは、するどい質問を講師になげかけていた方で、その質問内容から、がんばっていらっしゃるのだとは思ってました。

けど、こんなに早く結果をだすなんて!!!

 

今日の夜は、第50期の日本児童文学学校のオンライン飲み会があります。

きっと、みんなもこの話題でわきたつのではないでしょうか?

これをはげみに、ますますのご活躍を。次は大賞をめざしてください。

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2022/10/02