講座ブログ

2022年06月

次の日本児童文学学校は中川なをみさんです

あじさいがきれいな季節です。

第50期日本児童文学学校も次の6月26日で三回目.

今回も、オンラインでおこないます。

26日の講師は中川なをみさん、講評は高田由紀子さんです。

中川なをみさんは、歴史ものやノンフィクションまで幅広くかかれる実力派です。

中川さん流の作品を書き方から、取材のしかた、取材で得た知識をどう盛りこむかなど、話してもらいたいと思っています。

もちろん、双方向なので質問もできますよ。

ひとりで書いていて、ちょっと悩んでいるという方がいたら、ぜひ、のぞいてみてください。

ビジターで一回だけの視聴というのも大歓迎。(有料です)

事務局に申し込んで、招待メールを送ってもらってください。

 

また、創作教室、オンライン創作教室も7月になると、告知を開始します。継続の方は、7月1日から、それ以外は8月1日に申し込み開始です。

こちらも近づいてきたら、ホームページに掲載しますので、よろしくお願いします。

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2022/06/23

おめでとうございます

第50期 日本児童文学学校を受講されているとうやさんが、『マリー さんぽにいこっ』(文研出版)でデビューされました。おめでとうございます。

今回、受講中の講座の感想を書いていただきました。

 

熱い仲間がいるよ      とうや あや

 書き始めた頃からずーっと受講したかった、日本児童文学学校。

けれども地方に住んでいる私にとって、東京での連続講座はハードルが高いのです。

それがオンラインになり、やっと夢が叶いました。初めての受講日は、「うわー、こんなすごいことを毎回開催してたんだ!」「もっと早く受講していればー」と、喜んだり悔やんだり。

結局、49・50期と続けて受講することになりました。

 講義では技術的なことから執筆への態度など、大変参考になるお話を毎回きかせて頂きました。今回出版することになった『マリー さんぽにいこっ』では、教えていただいたことを踏まえて何度も書き直しをしました。

 また、書くことで行き詰まっても皆さんとお話しすることで、突破口が開けることもあります。本は出たものの次は書けるのだろうかと不安や焦りもありましたが、皆さんの熱気の渦に巻き込まれ、悩みなど何処へやら。

一歩ふみだす気持ちになってきます。

創作は一人でやるものだとは思っていますが、同じ志を持つ仲間がいることは、とってもすてきです。日本児童文学学校には、熱い創作仲間がいます。

一緒に真剣に児童文学に向き合い、笑顔で修了式を迎えたいです。

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2022/06/10

第50期 日本児童文学学校 ⑥

 ぜひぜひ! 児童文学学校!  小野 光子

 

 二回目の参加です。前回は第47期、その後は第70期創作教室にも通わせて頂きました。まさにコロナ禍前、ひとつの教室に集まり、熱気ムンムンの授業であったこと、懐かしく思い出されます。あの時、講師の先生方にお教えいただいたこと、そして、同期の皆さんと今も親しく切磋琢磨させて頂いていることは私のかけがえのない財産であり、創作の羅針盤となっています。おかげさまで2020年には月刊保育雑誌のお話を書かせて頂き、また今年は協会公募の「5分毎に開く恐怖のとびら 百物語 第2期(仮)」に入選することができました。もし今「児童文学学校に参加してみたいけど、どうしよう」と迷われている方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひ参加されることをお勧めします。こんなにも贅沢で豊かな学びのチャンスを逃す手はありませんヨ(もちろん、文学学校で学んだあとは創作教室も)。 実は私にも様々な理由で文学学校への参加をためらっていた時期がありました。今ではそのことを深く後悔しています。何でもっと早く決意しなかったのか。万難を排しても行っておくべきだったと。そんな後悔をひとりでも多くの方にして欲しくない。今回再び、講師の先生方の熱い授業、同期の皆さんの熱気に触れ、改めて強くそう思う次第です。児童文学を志す皆さん、ぜひぜひ、児童文学学校へ! そして、創作教室へ! 私も今回もう一度学びなおし、自らの新たな課題へと挑戦していきたいと思います。

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2022/06/08

第50期 日本児童文学学校 感想⑤

講座を受講して 山﨑愛

 

私は今年の4月から第50期児童文学学校の講座を受講しています。受けるまでは日本児童文学者協会のことをよく知らず、講座の内容もあまり想像できず、正直な気持ち「ギャンブルかもしれない!それでもこれは何かのタイミングだから受けてみよう!」という気持ちで申し込みました。申し込みを済ませてからは、「4月1日までに作品を提出すれば講評してもらえる」という言葉にのせられて、忙しい毎日のなか苦心しながら作品をひとつ書き上げました。こうして迎えた一回目の講座。慣れないZoomでの受講ということもあってとても緊張してのぞみましたが、始まってすぐに講師の先生のお話にひきこまれました。受講生はプロの作家を目指している人・そうでない人、たくさんの作品を書いてきた人から作品を全然書いたことない人、など様々な方がいらっしゃるようでしたが、そういう受講生すべてに対して、講師の方が誠実に創作について語る姿がとても印象に残りました。私が特におもしろいな、と感じるのは、講師の方々が話してくださる「一つの本がどうやってできあがったか」というお話です。発想の一番最初の種がどこからやってきたのか、どんなアイディアが変形していって最終的なかたちになったのか、編集者の方とのやりとり、挿絵画家さんとのエピソードなど、読者として本を読んでいるだけでは知ることのできなかった裏側の話を聞けるのはこの講座を受けているからだなぁと感激します。

講座のあとの講評タイムでは、受講生の方々の作品について先生の講評と、他の方々の様々な感想が聞けます。これも「そんな読み方があったのかぁ」と気づかされたり、こうするともっとわかりやすくなる、という改善点が聞けたり、とても刺激になります。雑談タイムをいれると全部で3時間弱ぐらいになりますが、とても濃い時間になっていてあっという間に過ぎてしまいます。

月一回の講座の合間には、講師の先生方の本を読んだり、講座のなかで話題にあがっていた本を参考図書のように読んだりしています。これからの講座もどんなお話が聞けるのかとても楽しみです。

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2022/06/03

第50期 日本児童文学学校 感想④

書くことの楽しさ  錦織秀佳

 

 文学学校を受講する前は、書くことが辛く、どうしてそこまでして書いているのか、わからなくなっていました。今から思い返すと、きっと、本を出す、賞を獲る。という目的がいつしか重しになっていたからだと思います。

当然、書くことが楽しいという友人の意見に賛同できませんし、書く期限を設けていたので焦りばかりが募り、苦しいばかりでした。

書くことが楽しいと思えたらどんなに素敵だろう。どうしたらそう思えるのだろう。手探りの中で、いろんな書き方の本も読んでみましたが、「書くことの楽しさ」については載せられていませんでした。

 

書くことが苦しいという気持ちが変わってきたのは、第49期の文学学校を受講し終えたあたりからです。

第49期、第50期と、2期連続で受講してもいいのかと気が引けましたが、第一線で活躍されている作家の方々の話を聞きたくて申し込みました。オンライン上で画面越しであっても、作家の方々の生の声を聞くことで、作品に対する姿勢、情熱が伝わってきて、書くことの「楽しさ」をも教えて頂いているように思えたからです。

講師の方々の話に耳を傾けるうち、焦る気持ちから、書くことが楽しいと思えるようになってきました。

これからの目標は、2回目の講師石井睦美先生の講義の中で言われた「自分の中にあるものを自由に書く」、「書くことで書けるようになる」を意識して、できるだけ多く書いて、こうじゃないといけないという先入観にとらわれず、柔軟に考え、表現できたらいいなと思っています。

 わたしの作品を講評して下さった開先生が「児童文学の大きなテーマ」について語られた時、自分の書きたかったものが少し見えたように思いました。開先生の的確な解説と指摘を参考に、改稿して提出したいと思います。

 

また、講評のあとの雑談タイムでは、受講生の方々の疑問に、作家の方々の意見を聞くことでき、講義とは一味違う、学びや楽しみを得ることができました。

 今期も遠方から参加できるようにオンラインとして開講して下さり、スタッフ、事務局の皆さま、ありがとうございました。あと4回の講座を、今からとても楽しみにしています。

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2022/06/01