講座ブログ

2022年07月

創作教室、オンライン創作教室、申し込みはお早めに

8月1日から第75期 創作教室、第4期 オンライン創作教室の申し込みが開始されます。

創作児童文学を学びたい方の講座で、毎回、合評をうけれます。教室がはじまるのは10月からです。

たくさんの作家を輩出した人気講座です。実践的な創作の学びの場となっています。

創作教室ですが、コロナの感染が増加した場合、オンラインになる場合もあります。

 

この講座、早いものがちです。継続の方がいる場合、新規の申し込み人数がかぎられてしまうためです。

ただいま、創作教室は新規枠は2名とプラチナチケットとなっております。

また、オンライン創作教室は、8名と少し多いですが、全国から申し込みが集まります。

第75期 創作教室(2022年10月〜2023年3月)【8月募集開始】|講座情報|講座|日本児童文学者協会ホームページ (jibunkyo.or.jp/old)

一般申し込み開始は、8月1日。申し込みたいと思っている方は、どうか、お早めに

詳しくは事務局に問い合わせてみてください。電話でもいいので、気楽にかけてください。

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2022/07/26

エンタメと児童文庫について

明日は第50期日本児童文学学校の4回目です。

講義は緑川聖司さんで、『エンタメと児童文庫』について話してくださります。

怪談を書かせたら、今、一番人気の緑川聖司さん。

子どもに人気の秘密はどんなところにあるのでしょう。

また、エンタメって児童文学と書き方がちがうの?とか、疑問もありますよね。知りたいですよね。

そういう方、ぜひ、聞きにきてください。

ビジターで一回だけの参加もできますので、日本児童文学者協会にメールで連絡を

緑川聖司さんが、日本文学者協会で講義してくださるのは、初めてだと思います。このチャンスをおみのがしなく。

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2022/07/23

第50期 日本児童文学学校 感想 ⑩

子育ての合間の「私時間」  華井由利奈

 

 キラキラした表紙の児童文庫に心惹かれたのは、育休中のことでした。以前から作家に憧れていた私は、その後すぐ児童文庫の公募に作品を応募。本気で書き手を目指すようになりました。しかし、子ども向けの物語を本格的に書いたのはそれが初めてで、作法がさっぱりわかりません。講座を探し、仕事復帰のタイミングで児童文学学校を受講することに決めました。日曜日の午後、私の時間を作るために子どもと遊んでいてくれる夫には、感謝しかありません。

 

昨今はコロナの影響もあり、友人に会う機会がぐんと減りました。それに加えて、子育て中は何かと孤立しがちです。家庭、仕事場、保育園の3カ所を慌ただしく行き来する毎日。そこに「児童文学学校」という新たなコミュニティができ、生き返ったような心地がしています。月に一度、子どもでも家族でもなく、自分を成長させるための時間を持てる。それが私にとってどれほど大きな喜びか、うまく言い表せません。「子育て中はこんなふうに創作活動をするといいよ」「書きたいときがチャンスだよ、でも無理はしないでね」という人生の先輩方からのアドバイスは、涙が出るほど嬉しいものばかりです。

 

また、今回の講座では児童文庫で著書を出されている先生が何人も登壇されていて、児童文庫についても深く学ぶことができ、ありがたい限りです。

 

講座を受講して一番驚いたのは、「最初から素晴らしい作品を書ける人がいる」ということでした。講座後半の講評タイムでは、「初めて書きました」という言葉とともに素晴らしい作品を提出される受講生が、何人もいました。私は学生時代から数えきれないほど公募に応募し、落ち続けてきたので、才能ある方々がとてもまぶしく見えます。憧れの存在です。文才のない自分を情けなく思います。

しかし、そんなときに思い出すのは、講座内で先生がおっしゃっていた「とにかく書き続けることが大事」という言葉です。書き続ければいつかきっと形になると信じて、これからも物語を綴っていきたいと思います。何につけてもまだまだ未熟な私ですが、同期のみなさま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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2022/07/16

第74期 創作教室 感想

 こんな僕にも続けられるの、ありますかあ?  丸野永史

 
 僕はとある児童文庫のコンテストへの応募をきっかけに、児童文学に興味を持ちはじめたのですが、そのころは児童文学とか文庫とかの違いはおろか、そういった言葉すら知らない状態で、もちろん小説を書くのも初めてで(それでよく書いたな)とりあえず書いてみたという状態で(今でも毎回とりあえず提出してみたって感じですが)ほんとに何もわからなかったわけです。
 その「とりあえず書いてみた作品」は「とりあえず書いてみた」まま、僕の世界になんの変化も起こさず、トイレに流れていってしまったかのような空白感だけが残りました。あれ? これで終わり? みたいな。
 まあそんなもんだよなあと、そこでやめるのもアリだったんですが、その頃にたまたま児文協をネットか何かで見て知りまして、ああ「とりあえず」のその先があるかもってノリで去年文学学校へ参加させていただき、その後で山口理先生のオンライン創作教室、そして気がつけば現在の田部智子先生の創作教室に通っている自分が。おお! こんな僕でも続いてる。
 ぶっちゃけ毎回ヒイヒイ言いながら、ギリついていってる感じですが(はいそこついていけてないとか言わない)こんなに続けて参加するのは、自分なりの「とりあえず」のその先が見えたからだと思います。自分の世界に変化をおこす手応えみたいな。
 児童文学について少しですが知ることができまして、それが材料になって、描けなかった、ただ流れていった「その先」がイメージできるようになったのかも。材料がなければ形をつくるのは難しいですからね。もちろんそれは先生や一緒に受講している方々の熱意があるからこそです。エネルギーもやっぱ必要ですから。そういうモノ全てがここにはあります。
 文学学校、創作教室どれもいいです。最高。実際に同時参加されているかたも結構おられますし。動機はなんであれ参加すればきっと自分の世界を変えるきっかけ、その欠片みたいのが得られると思います。
 文学学校も創作教室も、先生とメンバーは一期一会です。内容はもちろん雰囲気も回ごとに全然違います。その一回はもう二度と来ない。なので思い立ったが吉日、すぐに参加を決意しましょう。
 ちなみに、創作教室は一瞬で枠が埋まるプラチナチケット状態ですので、申し込み日になったその瞬間に申し込むくらいのつもりでいったほうがよさそうですよ。
これだけ人気ならオンライン教室をもう一つ展開していただいても良いのでは……オンラインを活かして海外在住の先生とか面白いかも? あ、時差とかあるか。そもそも事務局の次良丸先生が大変かあ。
 

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2022/07/11

第50期 日本児童文学学校 感想 ⑨

参加してよかった!  黄木 千容子

 

 東京で開いていた日本児童文学学校が、オンラインで開校しているから受けてみてはどうかと紹介を受けました。地方に住み、仕事をして子育てをしている私にとっては、東京であればなかなか難しいですが、オンラインであれば何とかと、思い切って申し込みをしました。緊張しつつ、よい機会だと感じました。

 これまでに3回受講をしましたが、実際に講義を聞きくと、ナーバスな緊張はあっという間になくなりました。そして背筋が伸びるような、気持ちのよい緊張へと変わりました。講師の先生方はどの方も熱心に、内容の濃い話をしてくれました。またオンラインに関しても、ただTVを見ているような感覚ではなく、先生が私たち受講生に向けて話をしているのだと、しっかり感じることができました。

どの講義も大変勉強になります。先生の考え方、大事にしていること、プロになるために必要なこと、物語を作る過程の話など、私たちが聞きたいような内容を、エネルギーをもって伝えてくれます。これまでに講義をしてくれた赤羽先生、石井先生、中川先生、どの先生のお話も、その先生がもつ人柄や雰囲気などが画面越しでも感じられ、大変引き込まれる講義でした。

講義だけでも十分満足するものでしたが、さらにありがたいことに、最後には質問時間を設けてくれています。内容の濃い講義を受けて、もっと聞きたい、もっと教えてほしいと思うようなことがどんどんと浮かんできますが、それをご本人に直接聞くことができるのは本当にありがたいです。そしてどの先生も、質問した内容に真摯に向き合って答えてくれます。先生と直接話ができる、まさに夢のような時間です。

 後半は、受講生の作品の講評の時間です。受講生の作品もバラエティー豊かに、自分の考えないような作品がたくさんあり、毎回良い刺激になっています。自分が書く際にも活かすことができるので、他の作品の講評を聞くのも大変参考になります。

 そして、自分の作品が講評される喜びは、やはり格別だと思います。講評される前、私はセルフダメ出しをして、とてもナーバスになっていました。迎えた講評では、受講生とともに、高田由紀子先生に講評をしていただきました。改善点を指摘してもらいながらも、よかった点もたくさん伝えてもらいました。その時の私は、読んでもらえることはこんなにも

嬉しいものかと、まさにお祭り騒ぎという心境でした。自分の作品を読んでもらい、さらに感想をいただけることは、とてもありがたく、たいへん嬉しいことだと、改めて実感しました。

 毎回メモを取りながら受講をしていますが、振り返る度に、作品を書く上で大切なことへの理解とともに、書くことへのエネルギーが呼び起されます。これからの講義も大変楽しみにしながら、この講義を通じて、私自身魅力ある書き手になっていきたいと思います。

この度は、大変よい機会をいただきまして、本当にありがとうございます。

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2022/07/07

第50期 日本児童文学学校 感想 ⑧

初めての講評と、これから    正一 努

 

6月26日、初めて講評をいただきました。26日が近づくにつれて、緊張やら恥ずかしさやらで、当日は欠席しようとまでビビってしまいました。でも、出席してよかった! です。終わったあとは、雨が上がったあとの青空を眺める思いにひたりました。今後は高田由紀子先生をはじめ、講評をくださった方々の意見を「するめ」のように何度も咀嚼し、味わい深い作品に書き直したいと思います。

 

同日の前半、中川なをみ先生の講義にありました「書く技法」について、私はまだ探しはじめたばかりです。何とか発見したい! ですね。自分のものにしようと、目下、自分の好きな童話を書き写しています。また、赤羽じゅんこ先生が講義でおっしゃっていた「講師の作品を読む」を実践しています。どちらも、読者の立場ではなく書き手の立場で読むよう心がけています。作品のおもしろさにはまり、つい読者の立場で読んでしまうことがあります。そういう時は「やばい、やばい」と、ふり出しに戻って、書き手の立場から作品の面白さの技法などを探し読みします。

 

卒業まであと3回の講座ですね。「オンライン飲み会」にも参加して、卒業後も講評し合える方と出会いたいです。ぼくでよければ、是非声をかけていただければ幸せです! メールアドレスを交換し合って、作品を批評し合って、おたがいが、書きたいものが書けるよう切磋琢磨しましょー!

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2022/07/06

オンライン創作教室の感想と募集のお知らせ

客観的視点と思いやりの心  にこにこ。

 

 お話を書くという作業は、自分の中にある引き出しを開け閉めして、自分の頭の中の世界を、自分以外の誰かに見せていくという作業です。

 それは時に楽しく、時に悲しく、時に面白く、時に苦しい……そう思います。

 出来上がったお話を読み返してみると、そこには私の分身がいます。私の分身ですから、何が言いたくて、どんな気持ちなのか、よく分かります。でも、自分以外の誰かは、そうではありません。

 この講座に参加して気が付いたことは、客観的な視点を持つ、ということです。自分のモノの考え方、取り方、扱い方が、全てではない、ということです。

自分以外の誰かに、自分の世界を見せていくということの難しさを、改めて感じました。

 そしてそのことは、他者への思いやりなのではないか?と、最近、思っています。

 自分個人の世界を、自分以外の誰かが分かるようにすり合わせて書く。自分以外の誰かが分かるように寄り添って書く。

 私はまだまだうまくいきませんが、せめて自分の書いたお話で、誰かを傷つけることのないように、客観的視点を身に着け、思いやりの心を持って、これからもお話を書いていけたらと思います。

 ご指導いただいた升井先生、事務局の次良丸様、そして、共に学んで下さった皆様方、出会えたことに感謝して、この学びを次へとつなげられるよう、書き続けていきたいです。

大変お世話になりました。ありがとうございます。

 

10月からの創作教室、オンライン創作教室の告知がホームページにのりました。一ヶ月に一度、60枚までの作品を合評しあえる、有意義な講座です。

分割して提出すれば長編も読んでもらえることもあります。(講師と相談)

卒業生の作家も沢山活躍されています。濱野京子さん、工藤純子さん、田部智子さん、などなど・・・・。

一番新しいところでは、志津栄子さんが 第24回ちゅうでん児童文学賞の大賞 を受賞されて、今、デビュー作の準備をされています。

興味をもたれた方はぜひ!

一般の申し込みは8月1日からですが、人数がすくないため、すぐに定員に達することも予想されます。

参加したいと思われる方は、早め(できたら当日)の申し込みをおすすめします。(赤羽じゅんこ)

 

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2022/07/04

第50期 日本児童文学学校 感想 ⑦

力をもらっています    泉 美里

第五十期日本児童文学学校、受講生の私は、オンラインのこの講座に、「もろに、力をもらっています」

 朝、五時起きで、家族が起きてくるまでの、六時から七時半までの一時間半に、書きます。窓から差し込む朝陽に、祈ってから、原稿用紙に向かう習慣は、恩師から頂いたものです。

 とんでもない、スランプが続いておりました。自分の描こうとしているものが、本当に子供たちのためになるのか、家族の生活を壊すのではないか、自問自答の繰り返しでした。 

 日本児童文学学校に、オンライン参加をさせていただけて、やっと、「私は、これでいこう」というものが、決まりました。

 講座の魅力その一。作家の先生方の生の声が、聴ける。それぞれの先生の独自の創作手法、自分の心に響いたものをどう表現したら、子供たちに伝えられるか……、直球ストレート有り、資料の活用法有り、ITを駆使する方法有り、何もかもが、目から鱗、自分でもやってみると、とんでもなくパワフルなー。

 講座の魅力、その二。同期の方達が素晴らしい。自分の仕事や育児や読書歴から、それぞれの方が、全くその方独自の手法で書いていらっしゃる。その作品が、全く独自で、そこに先生や、クラスメートが突っ込む。筆者が応える、先生がアドバイスくださる。

 それが、厳しいようでも、その作品を高めるための、心優しいアドバイスが必ずいただけ、皆さんのおかげで、次のステップへの、

力がいただけるのです。

 講座の魅力その三。ジャンルが広がるんです。今まで、自分が読まなかったような本に及び、私は、早速、県立図書館と、私立図書館と、公民館の図書室を、フル活用して、夜寝る前にとっぷり浸かり、日常の憂さを忘れられて眠りへ。

これからも、宜しくお願いいたします。

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2022/07/02