「伝える」を問い直したくなる『日本児童文学9・10月号』☆
機関誌部ブログをご覧のみなさん、こんにちは。山﨑です。
緊急事態宣言が解除されました。2回目のワクチン接種を無事に済ませたら、少しずつ行動範囲を広げていこうと思っています。
10/31(日)の2021公開研究会はハイブリッド開催が決定しました!
『日本児童文学9・10月号』には、講演してくださる安田菜津紀さんのフォトエッセイや、パネリストの工藤純子さん、ひこ・田中さんの短編が掲載されています。他のパネリストの濱野京子さん、指田和さんは、今年の1・2月号に、まはら三桃さんは昨年の11・12月号に短編が掲載されています。
安田菜津紀さんのフォトエッセイのパレスチナ、ガザ地区の子どもたちの笑顔が美しくて、しばらく目が離せませんでした。写真が伝えてくれる私の知らない世界……言葉とはまた違った響き方、届き方があると感じました。
今一度「伝える」を問い直し、“子どもたちの未来”へ、いのちをつなぐ、願いをつなぐ。児童文学ができること、みなさんと一緒に問い直し、見つめ直し、考えていきたいです。
9月22日(水)に、第16回編集会議を行いました。今回もリモートです。
今後の特集内容などについて話し合いました。
今回は次良丸忍さんが、ブログを読んでくださっている皆さんへコメントを寄せてくださいました。
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こんにちは。編集委員の次良丸忍です。
『日本児童文学』の編集委員になったのは、いずみたかひろ編集長の時からなので、もう9年目です。ただ事務局の機関誌担当としては、前世紀末からずっとかかわっているので、かれこれ20年以上になりますね。
長くやっていると、面白いこぼれ話のひとつふたつあるはずなのですが、過去は振り返らない性格(笑)なので、なにも覚えていません。
かといって現在の編集委員会の様子は、他のみなさんがすでに書いてくれていますので、今回はわたしが担当している制作の立場から、用紙の話をひとつ。
いきなりですが、ここで問題です。
『日本児童文学』はいったい何枚の紙からできているでしょう?
表紙はのぞいて、本文だけの枚数です。9・10月号は120頁でしたから120枚に決まっているじゃん、と思わなかったあなた、さすがです。正解は約4枚です。印刷に使う紙は、雑誌のサイズなんかよりずっと大きくて、1枚の紙から片面で16頁、つまり両面だと32頁印刷することができます。1冊120頁だとすると、120÷32=3.75。というわけで、3.75枚で1冊ができているという計算になるわけですね。
なので『日本児童文学』の場合、用紙の半端が出ないよう、総頁が32頁の倍数(または半分の16の倍数)にしたいと思っていますが、わたしのレイアウトがへたくそだとか、様々な理由でそういかないことが多いのが実情です。中途半端な頁数だからといって、下手に増やすと発送する際の送料にもかかわってきますからね。(重さもそうですが、郵便局と「ゆうメール特約」を結んでいる関係で、厚みもけっこうシビアなんです。)
そんなこんなで、きれいに32や16で割り切れる頁数にできた時は、用紙の無駄が出ずよかったと、密かにニンマリしているのでした。
はたして次号は何頁になるのか。どうぞお楽しみにって、こんなこと誰も楽しみにしてないってば。(笑)
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【お知らせ】
★Zoomオンライン『日本児童文学』を読む会★
【日 時】 10/12(火)18:30~20:30
【テーマ】 2020年9・10月号
【ホスト】 奥山恵(編集長)
【ゲスト】 相川美恵子(評論家・編集委員)
【申し込み方法】 メールにて megumiokuyama18@gmail.com
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また、ご報告いたします!
山﨑