こんにちは。編集長の奥山です。
来年の雑誌の特集の方向性が決まりつつあった7月22日、
那須正幹さんの訃報が伝えられました。
児文協の会長も務められ、
この3-4月号の「75周年記念号」でも、短編の新作を寄せてくださったばかり。
お礼のメールを差し上げたときには、
コロナで出張も飲み会もなく、DVDを見る毎日、
「こんな生活も結構楽しいですね」と返信をくださったのに……。
作家那須さんご逝去のニュースが流れると、
たくさんの方々から、
「いっぱい読んだ」「救われた」「楽しかった」などのコメントが続々と。
これはやはり、「日本児童文学」でも追悼特集を組まなければ、と思いました。
「ズッコケ」はもちろん、多様で多彩な作品を生み出し、
児童文学を揺さぶり続けてこられた那須さんの業績をしっかりと確かめうる特集にしたい。
ご冥福を祈りつつ、決意しています。