【プロ野球の開幕です】
・ウクライナの状況を考えると、のん気に野球の話など、という感じもあるのですが、今日からプロ野球が開幕です。我がロッテは、仙台で楽天との三連戦ですが、心配なのは天気。今日はOKですが、土日が雨の予報です。特に今回は、話題の佐々木朗希が土日のどちらかで先発する予定なので、余計に残念! 今はドーム球場が多くなり、パ・リーグでも、ロッテと楽天以外はドームですから、天気の心配をしなくていいわけですが、それだけに今日はぜひ勝ってほしい。
大学を卒業して東京に出てきた時、当時はまだドーム球場はなく、雨だと当然中止になります。それで、「今日は、試合はあるかな?」と思うわけですが、東京で試合がある場合は、考えるまでもなく天気はわかるわけです。ところが、秋田にいた時の習い性で、(秋田が晴れていても東京がどうかはわからないわけで)つい、そういうふうに思ってしまい、その度に、「ああ、おれは今東京にいるんだった」と思うことを何度も繰り返した覚えがあります。
【さて、「借り直し」のことです】
・皆さんの地域の図書館の貸出期間は、どのように設定されているでしょうか。僕の知る限り、「2週間」という所と「3週間」という所があるようです。それで、延長して借りたい時は、大体ネットで同じ期間延長することができるようになっていると思います。
それでも、まだ続けて借りたいという場合があります。まあ、普通に読むだけなら、そんなに長く借りる必要はありませんが、評論の対象にしているような場合は、まだしばらく手元に置いておきたいというケースが結構あります。そういう時は、いったん戻しに行って、(もちろん予約が入ってなければの話ですが)もう一度借りてくる、ということをします。これが「借り直し」です。
・僕は仕事上図書館には誠にお世話になっており、地元および近隣の図書館3館と、新宿区立図書館(児文協が職場ということで)の4枚のカードを持っています。さらに埼玉県立図書館のカードも持っています。通常の本なら4枚の方でほとんどなんとかなりますが、1960年代とかの本や、今出ている本の初版を見たいという場合等は、県立図書館が頼りです。
・先月だったと思います。県立図書館は貸出期間が2週間で、ネットで延長が2週間。それでも引き続き手元に置きたい本が3冊ほどあり、返却に行きました。その県立図書館は久喜という市にあり、僕の家からは2時間近くかかります。ただ返却するだけなら地元の図書館に(袋に入れるなどして)持ち込めば、そこから返してくれるのですが、いったん返してまた地元の図書館を通じて借りると結構時間がかかるので、自分で返しに行って、その場で借り直しをしようとしたわけです。
・ところが、びっくり。カウンターで「規定で、すぐ(同じ人が)借りることはできません」とのこと。無駄足になってしまいました。後で、ホームページを見ると、確かにそういう規定(間に2日ほど置かないと、借りられない)になっています。おそらく一冊の本を誰かが独り占めすることを防ぐための規定でしょうが、そもそも僕が借りるような本は閉架から出してもらって、もしかしたら何十年も誰も借りなかったような本ばかりです。それに、他に借りたい人がいるなら、ネットで予約もできるわけですから、2日間置いておくという規定に意味があるとは思えません。第一、地元の図書館なら三日後に行けば済むことですが、また2時間かけて行くのは大変です。
・どうしようかと思いつつ、また返却の期日が近づいたので、電話をして、改めてその規定について聞いてみました。案の定、「独り占め防止」というのが答で、電話であまり粘ってもなんなので、その後、館長宛に、規定を変更してほしい旨のメールを送りました。その後で、他の県立図書館はどうなっているだろうと、2、3調べてみましたが、神奈川も千葉も群馬も、借り直しOKでした。ちょっといやらしいかなとも思いましたが、もう一度メールを送り、そのことも書きました。
翌日担当者から返信があり、「少し時間をいただきます」とのこと。それが数日前のことで、さてどうなるか。役所の規定が変わるというのは簡単ではないと思いますが、どう考えても無意味、不合理としか思えないので、がんばってみるつもりです。