講座ブログ

2022年12月18日

夢を語りあう仲間を!(赤羽じゅんこ)

 てまえみそですが、日本児童文学学校のいいところはたくさんあると思っています。

その中でもとくにこれっていうことをあげるとすると、『講評』ではないでしょうか?

 受講生が提出された作品を担当の講師がアドバイスするのですが、受講生たちからも感想をうかがいます。どんな感想がくるか、ほめられるのか、けなされるのか、みなさん、自分の講評を受ける前は、相当どきどきされるそうです。眠れなかったという人も。

 でも、そんな講評をへて、書き直しをされた作品は、多くが前よりもよくなって、いいものになっているんですね。これは、会を運営する側として感動するところです。

 作家は自分の作品が、かわいいです。だからこそ、客観的に見られません。日本児童文学学校は、自分の作品を少しはなれたところから、客観的に見る目をやしないます。これが作家をきたえるのです。

 なので、受講される方は、作品を提出することをおすすめします。勇気をだして講評をうけてください。講評はきびしくてもあたたかいです。受講生の中から、「あなたの作品のここが好きだ」なんて感激コメントをもらうことも。

 そうやって互いに講評しあっていく中で、連帯感がうまれ、創作の自主グループをつくろう、なんて話に発展することもあります。

 なので、ぜひ、講座を受講するなら、作品を提出して、力試しを。

 そして、日本児童文学学校で新しい仲間を得てください。

 いざ、来たれ! あなたの未来に新しい扉が開くかもしれませんよ。

 

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2022/12/18