てまえみそですが、日本児童文学学校のいいところはたくさんあると思っています。
その中でもとくにこれっていうことをあげるとすると、『講評』ではないでしょうか?
受講生が提出された作品を担当の講師がアドバイスするのですが、受講生たちからも感想をうかがいます。どんな感想がくるか、ほめられるのか、けなされるのか、みなさん、自分の講評を受ける前は、相当どきどきされるそうです。眠れなかったという人も。
でも、そんな講評をへて、書き直しをされた作品は、多くが前よりもよくなって、いいものになっているんですね。これは、会を運営する側として感動するところです。
作家は自分の作品が、かわいいです。だからこそ、客観的に見られません。日本児童文学学校は、自分の作品を少しはなれたところから、客観的に見る目をやしないます。これが作家をきたえるのです。
なので、受講される方は、作品を提出することをおすすめします。勇気をだして講評をうけてください。講評はきびしくてもあたたかいです。受講生の中から、「あなたの作品のここが好きだ」なんて感激コメントをもらうことも。
そうやって互いに講評しあっていく中で、連帯感がうまれ、創作の自主グループをつくろう、なんて話に発展することもあります。
なので、ぜひ、講座を受講するなら、作品を提出して、力試しを。
そして、日本児童文学学校で新しい仲間を得てください。
いざ、来たれ! あなたの未来に新しい扉が開くかもしれませんよ。