講座ブログ

2022年7月4日

オンライン創作教室の感想と募集のお知らせ

客観的視点と思いやりの心  にこにこ。

 

 お話を書くという作業は、自分の中にある引き出しを開け閉めして、自分の頭の中の世界を、自分以外の誰かに見せていくという作業です。

 それは時に楽しく、時に悲しく、時に面白く、時に苦しい……そう思います。

 出来上がったお話を読み返してみると、そこには私の分身がいます。私の分身ですから、何が言いたくて、どんな気持ちなのか、よく分かります。でも、自分以外の誰かは、そうではありません。

 この講座に参加して気が付いたことは、客観的な視点を持つ、ということです。自分のモノの考え方、取り方、扱い方が、全てではない、ということです。

自分以外の誰かに、自分の世界を見せていくということの難しさを、改めて感じました。

 そしてそのことは、他者への思いやりなのではないか?と、最近、思っています。

 自分個人の世界を、自分以外の誰かが分かるようにすり合わせて書く。自分以外の誰かが分かるように寄り添って書く。

 私はまだまだうまくいきませんが、せめて自分の書いたお話で、誰かを傷つけることのないように、客観的視点を身に着け、思いやりの心を持って、これからもお話を書いていけたらと思います。

 ご指導いただいた升井先生、事務局の次良丸様、そして、共に学んで下さった皆様方、出会えたことに感謝して、この学びを次へとつなげられるよう、書き続けていきたいです。

大変お世話になりました。ありがとうございます。

 

10月からの創作教室、オンライン創作教室の告知がホームページにのりました。一ヶ月に一度、60枚までの作品を合評しあえる、有意義な講座です。

分割して提出すれば長編も読んでもらえることもあります。(講師と相談)

卒業生の作家も沢山活躍されています。濱野京子さん、工藤純子さん、田部智子さん、などなど・・・・。

一番新しいところでは、志津栄子さんが 第24回ちゅうでん児童文学賞の大賞 を受賞されて、今、デビュー作の準備をされています。

興味をもたれた方はぜひ!

一般の申し込みは8月1日からですが、人数がすくないため、すぐに定員に達することも予想されます。

参加したいと思われる方は、早め(できたら当日)の申し込みをおすすめします。(赤羽じゅんこ)

 

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2022/07/04