講座ブログ

2022年3月

おめでとうございます!

大賞 おめでとうございます!

創作教室、卒業生の志津栄子さんが、快挙です。『雪の日にライオンを見に行く』で第24回ちゅうでん児童文学賞の大賞を受賞されました。

この作品は、書き直しをへて、講談社より、出版されます。ほんとうにおめでとうございます。

 

志津栄子さんは、岐阜在住。

第69期 創作教室(2019年)を受講されました。まだ、コロナの前でしたので、東京の事務局までこられて、熱心に仲間の話を聞いてられました。

やさしくて、みなさんをなごませる存在だったように思います。

その後も機関誌「日本児童文学」の投稿作品に応募されたり、一日だけのオンラインがっぴょう会に参加されたりと研鑽を重ねられました。

ちゅうでん児童文学賞のホームページ

昨年 志津栄子さんがちゅうでん児童文学賞 優秀賞だったときの 講座ブログ

志津栄子さんには、デビューさいた折り、また、喜びの言葉を書いていただこうと思っています。

 

志津栄子さんもかよわれた創作教室は人気の講座です。創作教室は現在、満員ですが、オンライン創作教室は1名まだ空きがあります。←3月28日時点でうまりました。

これはチャンス! やりたいと思った方、どうぞ。

また、4月開校の日本児童文学学校も、また、受講できます。(提出作品の〆切りは4月1日)作品を提出しなくても、だいじょうぶですよ。

こちらもよろしく。

 

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2022/03/27

日本児童文学学校、募集中と 最優秀作品の掲載

最優秀作品 掲載されました!

 

 ただいま、第50期 日本児童文学学校は、受講生、募集中です。双方向のオンライン講座となっています。

 文章を書いてみたいかた、創作作品を書いてみたいかた、まず、児童文学から始めてみませんか?

 子どもの頃、だれでも一度は読んだことがある児童文学だと、初心者でも入りやすいと思います。

 

 

 この講座は、第一線で活躍されている、講師による講座を、受講生の作品の講評からなりたっています。

人気作家の講師で刺激をうけ、講評で「そうか~~」と納得することができます。

受講生は、10枚までの作品を講評用にひとり一作、提出することができます。

それをもとに、講評の時間、講師や仲間から感想やアドバイスを聞けるのです。最初、講評をうけるときは、ものすごくドキドキするといいますが、いいところ、のびるところをちゃんと指摘するので、終わった後は、出してよかったとみなさん、おっしゃられます。

ただ、作品を提出しないでも、参加できます。

 そして、9月に二度目の〆切りがあります。ご自身で書き直されたものや、新しい作品を提出できます。

そこで提出された作品を審査し、最優秀作品、優秀作品が選ばれるのです。

去年、第49回の最優秀作品は、寺田喜平さんの『児玉くんは変や』でした。最高齢の寺田さんが、若い書き手をおさえて、選ばれました。

もともと、題材の選び方がうまく、それとテーマがよくマッチした佳作です。

 最初、提出されたのを講評をきいて、再度、書き直された作品で、書き直しでさらにレベルアップしたところが評価されました。

 

 この作品、機関誌日本児童文学3月ー4月号に掲載されています。たくさんの方に読んでいただきたいです。

 読みたいと思った方は、機関誌を日本児童文学社協会 事務局まで申し込んでください。

 日本児童文学学校の申し込みは、三月末日頃までとなっていますので、お早めに。

 

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2022/03/12

募集 オンライン創作教室 一名

4月からはじまる第三回オンライン創作教室に、欠員がでました。

1月に募集を開始して、即日、定員になった人気講座です。

欠員、一名、緊急募集します。オンラインで双方向のやりとりができる講座です。

講師は升井純子さん。現役のプロ作家が、懇切ていねいにアドバイスしてくれますし、創作仲間とも知り合えます。

受講希望者は、まず、日本児童文学者協会、事務局までお問い合わせを。

 

また、4月からの日本児童文学学校は、まだ、定員に余裕があり、募集中です。こちらもよろしく。

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2022/03/09

公募入選 おめでとうございます ⑤

人生の転機 岡崎タケル

 

 人生の転機はいつだったか、と問われれば。

 間違いなく私は、創作教室の募集を見かけたときだと答えるでしょう。

 転職しておよそ一年、ようやく新しい仕事にも慣れてきた中で始めた趣味が、児童文学を書くことでした。

 元々読むのが好きだった児童文学を、自分でも書いてみたい。そう思い独学で始めてみたはいいものの、なんとか書き上げた長編は一次も通過せず落選しました。

 さてどうしようか。さしたる強いバックボーンを持たず何となくで創作活動を始めてしまった私は、このとき執筆を続けるかどうか迷っていました。一作書き上げたんだし、結果も出なかったんだからもういいじゃないか、と。今考えると、とんだ打たれ弱さです。

 そんなとき、たまたまTwitterで見かけたのが創作教室の募集でした。

 これも何かの縁だ、せっかく始めた趣味なのだからもう少しだけ頑張ってみよう。

 勢いそのままに、見かけた当日に空きがあるかを電話で確認し、申請しました。

 このときは、物は試しにと一期だけ受講する予定でした。

 誤解を恐れずに言えば、記念受験をするような気持ちだったのです。

 しかし。

 気づけば私は、一期どころか、四期という長期に渡って受講していました。

 その理由を一つだけに絞るのは難しいですが、一番大きかったのは「仲間がいたから」です。

 私のまわりには、児童文学好き、ましてや自分で児童文学を執筆したいという知り合いはいませんでした。

 けれど創作教室の受講生は違います。年齢も性別も、職業も思想もバラバラ。けれど、児童文学を書きたい、世に出したいという気持ちをみな等しく持っていました。

 私が目指そうと考えた道には、多くの仲間がいることを実感しました。

 そしてそんな方々と語らううちに、続けたい、もっともっと書きたい、という気持ちがどんどん強くなっていったのです。

 創作教室に通ってからは、日常生活の過ごし方も大きく変わりました。食事に読書、映画やテレビを観た後、はては仕事中まで。何か思いついたらすぐにメモ、メモ、メモ……。まさに創作活動が生活の一部となりました。

 現在、創作教室は受講しておりませんが、教室で出会ったメンバーの何人かとは、いまでも集まって作品を合評し合っています。

 すべては創作教室に通ったことがキッカケでした。

 この度『5分ごとにひらく恐怖のとびら 百物語』第二期に入選することができたこと、大変嬉しく思います。創作教室の募集を見かける前に、筆を折らなくて本当によかった。

 これからもずっと、私は物語を書き続けていきます。

 もう私の創作活動は、何となくで始めた趣味ではなく、本気で取り組むライフワークとなりました。

2022/03/07