講座ブログ

2021年4月

おめでとうございます!

第52期創作教室(2010年)を受講された今井典子さんが、公募にえらばれ、短編アンソロジー ものがたりの小径 に作品が掲載されました。作品は『100メートルの坂道を』です。今井さんが参加した第52期創作教室はわたしも講師をつとめ、創作教室が終わった後、しばらく勉強会もしました。10年、書き続けてこられたことが、この結果になったのだと思います。

新刊『ものがたりの小径 まよい道・わかれ道』 - 株式会社 銀の鈴社 - 商業出版、個人出版、野の花アート®︎万葉野の花® (ginsuzu.com)

 

ものがたりの小径によせて   今井典子

 

この度、「100メートルの坂道を」の作品が、アンソロジーのかたちですが、3月に出版になりました。

児童文学者協会の会員になりましてから、文学学校で学び、また、赤羽先生にお願いして数名で特別勉強会を、していただきました。

それぞれの作品を持ち寄り、皆さんから感想やご指摘いただいたことが、書くことの上で、基礎になりいまがあると思います。

赤羽先生には、お忙しい中をご指導いただき、本当にありがとうございました。

あの当時、皆さん若いかたの仲間入りをさせていただき楽しく学びました。

ここ、数年は絵本の文章などを手掛けていましたが、時々、童話を書いてみたり、投稿してみたりを楽しみながら、

つづけてきた結果、この度の入選につながりました。

作品が活字になり出版されましたこと、驚きとともに、嬉しく思っております。

今後も、まだまだ楽しみながら、書いていこうとおもいます。

             

                                                                 

                                   

 

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2021/04/15

おめでとうございます!

第67期から69期 創作教室に通われた、高村有さんが、第三回フレーベル館 ものがたり新人賞 優秀賞を受賞されました。おめでとうございます。高村有さんに受賞の言葉を書いていただきました。

今のうれしさを忘れずに、書き続けていただきたいです。

 

自分にしか書けない世界を  高村有

 

創作教室の67期を受講した初回の日、自分の作品がどう講評されるのか、とても怖かったのを覚えています。慣れてくると、みんなで合評するスタイルが自分にはとても合っていて、3期連続、69期まで通いました。その後は、縁あって同人に参加して、ぷちぷちと短編を中心に書いています。

これは自分にしか書けない世界なんじゃないかな? そういったものを見つけようと、日々もがいています。最近は、短編で書いた子たちを、もっと長い物語の中で活躍させたいと思うようになりました。

『少年少女は真夏の屋敷で』は、自分が生まれ育った、かつての宿場町を舞台にしました。町にちょこちょこと残っている古い屋敷や蔵、城跡などが、異世界への入り口のようで、子ども心に、とてもドキドキしたものです。その頃の気持ちを思い出しながら、妄想をふくらませて書きました。ちょうど、執筆していた頃、「応募をおまちしています」とフレーベル館の編集の方が、この講座ブログに文章を寄せられているのを目にしました。その文言からどこか自分とは感性が近いような気がして、この作品は、絶対にフレーベル館ものがたり新人賞に応募しようと決意しました。ありがたいことに、優秀賞に選んでいただき、本当に光栄です。

 創作教室はわたしの創作活動の原点です。みなさんとの出会いがあったからこそ、いまの自分があります。あともう一歩。引き続き、頑張ります!

 

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2021/04/05