実力をつけるなら、創作教室 木村 良太
現在、第68期創作教室に参加させて頂いております。
私は一年ほど前から、創作の勉強を始めた者なのですが、自分1人の力では限界があると感じ、本講座に参加させて頂きました。
最初は、私のような素人が来るところではないのではないか。場違いじゃないのかな……。と思い、緊張していたのですが、参加初日から、その思いは吹き飛びました。
講師の先生、受講生の皆様、そして児文協事務局の皆様方がとっても優しく、親切にして下さるのです。まるっきりの初心者の私も暖かく迎え入れて下さいました。もう、これだけで感激なのですが、講評の時間も大変充実したものでした。何より、自分の作品を、講師の先生と受講生の皆様に読んで頂けて、更にご意見、ご感想まで頂けるのです。このような機会は、1人での創作活動では、決して得られないものです。多くのご意見をおっしゃって頂けることにより、作品の欠陥や、改善点に気付くことができるのです。これは大変参考になります。
また、他の受講生様のお作品を読ませて頂ける事も貴重な体験です。自分では考え付かないようなアイデアや、表現方法など、多くを学ぶことができます。
もっとも、厳しいご意見を頂いた時は、やはり落ち込みます。ですが、これがとてもありがたいのです。もし遠慮や同情をされて、欠点を指摘されなかったら、いつまでも間違いに気付けず、成長することが出来ないでしょう。
2週間という短い期間で次回作を用意するのは大変です。また、作品を講評されるのは、とても恥ずかしいものです。しかし、これが実力を上げるための、一番の近道だと思います。
日本児童文学者協会の創作教室、お勧めです! どうしようかと迷っておられる皆様、ぜひ一緒に勉強いたしましょう。
木村良太さんは、第45期 日本児童文学学校にかよわれ、提出作品『オレはオッサン猫』が最優秀に選ばれました。機関誌・日本児童文学2019年 3.4月号に掲載されます。ぜひ、読んでみてください。(3月10日頃発行)
このように、日本児童文学学校では、提出作品を事業部内で選考し、最優秀は機関誌に、優秀作品は創作通信に掲載しています。木村良太さんのように、まず、日本児童文学学校の受講を経て、創作教室へと移っていく方も多くいらっしゃいます。