おすすめの本の紹介 辻 貴司
昨年読んだ本のなかで、いちばんおもしろかった本を紹介します。
その名も
『くろて団は名探偵』
(岩波書店、ハンス・ユルゲン・プレス 作、大社玲子 訳)
もともとは別の出版社から35年ほど前に出ていたもの。
しばらく絶版状態だったのですが、
2010年に岩波少年文庫から復刊!
本屋さんで何気なく手にとると、
おおおーーー!!
もうページをめくる手が止まらない。
「くろて団」という子どもたち4人とリスだけで
事件を推理しながら、犯人を追いかけるストーリーにドキドキします。
3ページごとにのっている、緻密なイラストもすばらしい!
イラストには、事件を前進させるヒントがかくされていて、
それがかなり本格的で、ナゾときがとっても楽しい。
答えを見つけながら読み進めると、大きな事件がどんどん解決に向かっていきます。
小学生3年生くらいから、ハマるはず↓
https://www.iwanami.co.jp/book/b269673.html
もっと読みたい人には、
息子さんのユリアン・プレス作
『くろグミ団は名探偵』
もあります。
試し読みできます↓
https://www.iwanami.co.jp/book/b372713.html
ぜひ!