講座ブログ

秋の一日講座・感想

答えをさがして       森 俊                                                   

 

 講題の「子どもたちの心をつかむには?」に興味を惹かれ、秋の一日講座に参加しました。

 なぜなら、長く同人誌活動を続けてきた今でも、「なにを書くのか?」、「どう描くのか?」を迷っているからです。

 講師のお二方(戸森しるこさん、那須田淳さん)の講話を聴き、一番心に残っているのは、戸森さんの「究極の自己満足かもしれないが、子ども時代の小さな自分に向け、作品を書いている」という言葉と、那須田さんの「児童文学は、内なる自分に向けて書いているから、書ける」、そうして、「誰かの二番目になるのではなく、あなたが書きたいものを書けばいい」という言葉でした。

 私の迷いに、答えをいただいたように思いました。

 

「自分の書きたいものが、今の子どもたちにどう繋がるのか? どう受け止められるのか?」、それを模索しながら、これからも作品を書き続けようと思います。

 戸森さん、那須田さん、貴重なアドバイスを有難うございました。書き続ける勇気をいただきました。

 

 

2019/12/08