はじめまして。
今期、事業部員として活動させていただくことになりました小林史人です。
神奈川県藤沢市、江の島近くで日々創作活動に勤しんでいます。
創作歴は四年。第68期創作教室に通い始めたことをきっかけに、物語を書くようになりました。創作教室での経験は楽しくて、刺激的で、この年になってこんなに夢中になれるものがあるとは思いませんでした。ちなみにぼくの年齢は五十二歳。お腹まわりも、頭頂部もすっかり仕上がって、どこに出しても恥ずかしくない立派なおじさんです。
創作教室に通い始めた当初は、家族や友だち、仕事関係の人に「児童文学をやり始めたんです」と言うと、不思議な顔をされることもありました。でも、何かを始めるのに性別や年齢なんて関係ありませんよね? 最近では、家族をはじめぼくの周りの人たちは、ぼくの作家デビューを応援してくれています。
三期続けた創作教室を卒業したあとは、そこで知り合った仲間たちと一緒に、月一回の合評会を行っています。また、児童文学者協会の会員にもなり、ご縁あって協会内部の活動もさせていただいています。
正直に言うと、楽しいことばかりではありません。大変なことや苦しいこともあります。もちろん仕事や家庭とも折り合いをつけなければいけません。しかしながら、それらをはるかに上回る充実感をいただいています。書くことや、それにまつわる活動を通じて、新しい自分、多くのすてきな方々と出会うことができています。
手前味噌ですが、新しい世界に飛び込んだ、四年前の自分をほめたいと思います。そしてこの場を借りて、さまざまな出会いに感謝したいと思います。
児童文学に興味はあるけど、さまざまな理由で二の足を踏んでいる方がおられるのであれば、ぜひ勇気を出して足を踏み出してください。
児童文学は楽しいですよ。