第51期日本児童文学学校の運営に携わらせていただきます、事業部のなてるみと申します。わたしは第49期を受講したことがあるのですが、今回このようなかたちでまた関わることができて、とてもうれしいです。受講を検討しておられる方の参考になればと思い、わたしの体験を書かせていただこうと思います。
全6回の講義では、物語の初歩的な書き方から、魅力的なキャラクターの生みだし方やプロットの作り方など、さまざまな技術を丁寧に教えていただきました。わたしは本格的に創作の勉強を始めて6年ほどになりますが、基礎から学び直せたことで、より執筆が楽しくなりました。
そして、ぜひおすすめしたいのが、作品講評です。講評の担当者から、良い点・改善点を丁寧に教えていただけます。それをもとに改稿すると、作品のレベルがぐっと引き上がります。
わたし自身は、講評していただいたことで、キャラクターの気持ちの描写が足りておらず、読者が共感しにくい書き方をしていることが分かりました。よくない書き癖にも気づくことができたので、とても感謝しています。プロの作家さんに褒めていただくと、おのずとモチベーションも上がります。おかげで、受講した翌年は、3つの公募に原稿を送り出すことができました。
日本児童文学学校には、初心者から経験者まで、どの方たちにも満足と成長を実感していただける時間が用意されています。ぜひ、この機会を逃さず、受講されることをおすすめします。みなさんとお会いできるのを楽しみにしております!