リモートがっぴょう会に参加して 志津 栄子
児童文学者協会の機関誌に「リモートがっぴょう会」のお知らせを見つけたとき、わっ、待ってました! これよ、これ!と、心が躍りました。
7月30日の20時、ドキドキしながらポチッ。申し込みをしたのです。
思えば、去年の今頃は、神楽坂の創作教室に通っていたのです。このⅠ年、いえ半年の間に、世の中のすべてがガラリと変わってしまいました。
合評会や女子会どころか、里帰りも施設にいる母に会うことさえかなわないのです。当たり前に思っていたことができなくなり、あらためて、会って語り合うことはなんて素敵なんだろうと気づかされました。
今回のリモートがっぴょう会では、事前に接続の確認をする会をつくっていただき、安心して参加することができました。
みなさまの作品がメールで届き、プリントアウトすると、ずっしりと重くて濃い内容のものばかりでした。せっかくの機会、私もステップアップしたいと、じっくり読み込んで準備しました。
当日は、いい意味での緊張感があり、最後まてで集中して取り組むことができました。
ふだんは雲の上のそのまた上にいらっしゃると感じていた、赤羽じゅんこ先生でしたが、先生のお顔が画面に映し出された瞬間、わっ、またお会いできた!と、嬉しくてたまりませんでした。
私の作品を読んでご指導いただいたこと、みなさまからのご意見は、本当にありがたく受け止めました。このような機会をつくっていただき、感謝、感謝です。
大げさかもしれませんが、書き続けている限り、私は前を向いていられるんだと心強く感じました。
貴重な時間となりました。ありがとうございました。