オンライン創作教室を受講して 畠山里恵
「お話を書きたい」「文章力を上げたい」そう考えて学びたいと思っても、山形に住んでいる私の回りには、そのような教室はありません。そんな私にとって、この教室は喜びでした。
それまで私は、通信講座を利用していましたが、通信ですと、疑問や質問の返答に時間がかかるという欠点があります。また、毎月の創作が孤独であり、忙しい月は、手を抜いてしまうこともありました。
ところがこの教室ではそうはいきません。先生を初め、仲間達が自分の大切な時間を割いて、感想と意見を用意してくれるからです。
「これは良い物を書かないと!」と、提出日ぎりぎりまで推敲を重ねるようになりました。
疑問や質問はすぐに先生に伺うこともでき、また、私が思いつかないような事を、先生に投げかけて下さる仲間達もいて、そのことが思いのほか大きな学びとなりました。
初めのうちは、仲間の素晴らしい作品に引け目を感じたり、いただいた感想やご指摘に胸を痛めることもありました。しかし、合評を重ねるうちに、自身の視野を広げるチャンスだと思えるようになりました。
「万人の心が良しとするお話を目指す」何かで、そんな文章を目にしたことがあります。お話は、独りよがりになってはいけないということなのでしょう。でも、私は自分の世界からどうしても抜け出せない時があって、そんな自分の狭まった視野をこの創作教室は広げてくれました。
十人十色と言いますが、多くの人達が共通して快く思うところ、そんな文章を目指して、これからもコツコツと、楽しみながら学んでいきたいと思います。
ありがとうございました。
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8月より、10月からの創作教室、オンライン創作教室の申し込み受付を開始しました。
創作教室(講師 濱野京子)は、すでに定員にたっしてしまいました。今は、キャンセル待ちの状況です。
楽しみにされていたかた、申しわけございません。コロナ禍で人数をしぼった形で、教室運営をしているため、こういう結果になってしまいました。
オンライン創作教室(講師 山口 理)も、ほぼ、うまっています。あと、わずか席はあるのですが、申し込む前に、まだ空いているかどうか、確認してもらえるといいと思います。
キャンセル待ちに申し込まれると、4月からの次回の創作教室のとき、優先的にご案内することになります。
4月からは講師が変わりますが、参加してみたい方は、考えてみてください。