秋の一日講座に参加して いどきえり
9月27日、高田馬場の日本児童教育専門学校で行われた『取材・書き直しのコツ、教えます!』に参加しました。
人に会うのは久しぶり~と、少々緊張しながら駅を出ると、そこで知り合いにバッタリ! 雑談をしながら一緒にお教室に向かいました。久しぶりの雑談です!
先ず、講師の森川成美さんの話に耳を傾けながら、メモを取ります。
『マレスケの虹』を中心に、2度もハワイまで取材に行かれたときの様子を、写真や図を交えて、詳しく教えてくださいました。
その中で、私が一番印象に残っていることのは「空気感」という言葉です。現地に取材に行かないと「空気感がない」ものになり、それはもちろんだめです。現地に取材に行って「空気感ばっちりのはず」と思っても、詳しすぎたり、解説的だったり……。なるほど、と思いながら、話に聞き入りました。
その次は、くもん出版編集部の和田惣也さんのお話です。若手の編集者さんです!
ここでは、「書き直し」ということについて考えさせられました。どうして、書き直しをするのか。それは「作品」を「商品」にする必要があるからです。言い換えれば、「原稿」を「本」にする作業なのです。作品として、よりおもしろいものにするために、議論するわけです。そして、和田さんが今までに編集を手掛けられた作品を具体的に挙げて、説明してくださいました。ここでも、なるほど、と思いながら話に聞き入りました。
その後は、森川さん、和田さん、赤羽じゅんこさんによるトークショーです。
予め渡されていた「質問カード」の質問に答える形で、トークが進みました。皆さん本当に本音のトークで、教室中が笑いの渦に包まれたり、うなずいたり、目からうろこのお話があったり……、普段、聞けないこともいっぱい聞けて、盛り上がりました。
私は、最後に拙作『フン虫に夢中』を紹介させていただく機会にも恵まれ、感謝の気持ちでいっぱいでした。
コロナ禍ではありますが、参加者同士の距離も十分に保たれていて、充実した一日になりました。ご準備くださった協会の方々、ありがとうございました。
また、一日講座、参加したいです!!