『日本児童文学』✿詩歌作品募集のお知らせと『日本児童文学 3・4月号』の紹介 その1
「日本児童文学」✿詩歌作品募集
詩・童謡・俳句・短歌
~クリスマスをうたう~
「日本児童文学」11・12月号では、クリスマス特集として、クリスマスにちなんだ創作や論考を掲載する予定です。併せて「クリスマス」をテーマにした詩歌作品の募集をいたします。
クリスマスは宗教的な祭としてばかりでなく、新年を迎える文化的な祭としても世界中に親しまれている年末の行事です。なかでも、子どもたちにとっては、夢をはこぶサンタクロースの存在は格別です。日本では、1941年の子供雑誌『子供之友』に赤い帽子、赤い服を着た現代と同じイメージのサンタクロースが描かれたのを機に広まったといわれています。白い雪の中、贈り物をいっぱい積んだソリに乗って、サンタがやってくる…そう思うだけで楽しくなります。
子どもばかりではなく、大人にとっても、家族や友人と語り合う冬の日の「クリスマス」という時空の魅力を再発見できるような、新鮮な詩歌の世界が開かれることを願っています。
《募集要項》
✿応募作品のジャンル
・詩・童謡・俳句・短歌
✿字数
・詩・童謡
本誌の見開きに入る分量
・俳句・短歌
タイトル+三句・三首
✿応募方法
・いずれかのジャンルを選び、
応募は一人一篇のみ
✿締め切り
・2023年6月末(消印有効)
✿応募資格
・どなたでも応募いただけます。
・会員外の方は、本誌5・6月号の「応募券」を同封ください。
✿作品選考について
・選考は本誌編集委員が行います。
・入選作品は、本誌11・12月号に掲載し、所定の原稿料をお支払い致します。
✿送り先
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-38-502
「日本児童文学」編集委員会・宛
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編集部ブログ担当の荒木です。
今回は『日本児童文学 3・4月号』の中の「作家とLunch」について少しだけ紹介します。
3・4月号で私が最初に読んだのは「作家とLunch」です。副題にあるように「創作のひみつ」が語られていて、今回は内田麟太郎さんのひみつです。
少し引用します。
「寝る前にリラックスしているときに、詩の言葉とか童話や絵本の卵が浮かんでくるわけ。それをメモするのね。」
「寝て起きたら、気持ちがほどけてしまっているからね。」
「日ごろ気にかけていることが、うまくほぐれて出てくる時と、考えていないことが出てくるのと二通りある。」
ほんのこれだけ読んだだけでも私は満足してしまいます。なるほど創作のアイデアは「ほぐれて出てくる」まで待つことも大切なんだと。
「作家とLunch」は、前号からの新企画で、そのときは、石川宏千花さんが語ってくれました。
私のお気に入りの箇所を引用します。
「物語の書き始めは、登場する人の名前はまだつけていないんですね。先に名前をつけちゃうと、その名前のイメージに引っ張られて物語が別な方へ行きそうな気がするんです。」
これなんかも、その物語がどちらに進んでいくかを見極めようとしている石川さんの姿が浮かんでくるようで、作品を読むのとはまた違う楽しさが味わえました。
次号の「作家とLunch」のインタビューもすでに終了しております。どなたのインタビューになるかは、まだここでは「ひみつ」です。