2021年もよろしくおねがいします!
機関誌部ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
2021年もどうぞよろしくお願いいたします。
『日本児童文学 2021年1・2月号』は、もうお読みいただけましたか?
“ディスタンス”というテーマから生まれた作品の数々。
詩・俳句・短歌・短編・掌編・エッセイ・ノンフィクション、様々な角度からの“ディスタンス”が描かれています。
新連載もスタートしました。
佐藤まどかさん・作『仮想家族(ヴァーチャルファミリー)』は、第一回「大雨と胸騒ぎ」です。
主人公の中2の裕(ゆう)は、父・母・姉との4人家族。ドローンがピザを配達し、ヴァーチャルのモデルが人気という時代。裕が家族に感じている様々な感情を、テンポ良く語っていく。姉の麻とのやりとりが面白い。裕の母への愛情にはホロリとする。しかし、ラストはゾッとするような場面が……。
私も次号が楽しみです!
1月20日(水)に、第七回編集会議をオンラインで行いました。
まずは、1・2月号の感想から。
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*俳句と短歌が好評。同時掲載することで、俳句と短歌の違いを知ることができた。俳句・短歌は年齢の囲いがなく、読み手ひとり一人の感性で決められる。
*「ノンフィクション」指田さんの作品が読みやすく、とても良かった。
*紙がクリーム色からより白くなったが、違和感はない。むしろ写真を掲載するには写りがよくなった。
*掌編の挿絵をなくしたが、すっきりとしていて良い。タイトルのフォントを作品に合わせて変えていることで、挿絵なしでも雰囲気づくりが出来ている。
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などの発表がありました。
読者の方の感想もいただきたいです! ぜひ、感想をお寄せください☆
7・8月号、9・10月号についても、詰めていきました。今回も“言葉”の持つ力について考えさせられました。伝えたいことが伝わるように、まだまだこだわっていきます。
次回の部会は2月17日です。
また、ご報告いたします!
山﨑