機関誌部ブログをご覧のみなさん、こんにちは。山﨑です。
5月18日(水)に第24回編集会議をZoomで行いました。
7・8月号は最終調整の段階です。特集の「扉」について色々な意見が出ました。指田さんのアイデアがシンプルかつ斬新でした! 「扉」にもぜひご注目ください☆
9・10月号も着々と進んでおります。この号は執筆依頼の作家さんの中に、私の大好きな作家さんの名前が並んでいて、今から原稿到着が楽しみです! 初校ゲラの校正作業でその作家さんの原稿が届くといいなぁ~、など勝手にワクワクしています。
これから煮詰めていくのは11・12月号。特集は『森へ川へ』を予定しています。前回・前々回のブログでもお知らせしておりますが、この号に掲載する短編を募集しています! 400字詰め原稿用紙10枚程度(詳細は下記をごらんください)で、みなさんの「森」「川」の物語をぜひお寄せください。森や川の魅力が伝わる物語、森や川の問題を共有できる物語、森や川を舞台にしているからこそなりたつ物語……などなど、楽しみにしています。
11・12月号掲載の「同人誌推薦作品」の選考も行われ、長時間にわたり意見の交換がなされました。同じ作品でも、読み手によって本当に感じ方が違うのだと改めて勉強になりました。熱い議論が交わされる中で、間中さんが「作品を書くことを楽しんでいる作品がいい」とおっしゃいました。その言葉にハッとさせられました。「上手く」ではなく「書くことを楽しむ」という気持ち、「書きたい」の原点を思い出しました。推薦作品の選考は白熱していきます。「既視感がある」「“核”となるキーワードがない」「着想がいい」「色々な解釈ができるのもあり?」「書きつつ裏切るのも面白い」「深読みすると、とてつもなく怖い作品!」「死を美化していると誤読される恐れがある」「自由に読まれてもいいが、このようには誤読されたくないというところには、書き方の工夫が必要」など、違った視点からの様々な意見が出ました。一作品にかける議論の時間の長さに、相川さんが「こんなに意見を出してもらえるなんて、この作品は幸せだ!」の声も飛び出しました。選考している側ではありますが、「創作」に対する多くの気づきを得られた時間でした。
先日、図書館で『タフィー』『詩人になりたいわたしX』『わたしは夢を見つづける』を借りてきました。『日本児童文学』5・6月号の「総論」「翻訳」で取り上げられた翻訳作品。「最近海外では、詩の形で書かれたYA小説が流行っているのよ! ぜひ読んでみて!」と、“『日本児童文学』1・2月号の読む会”(2022.2.22開催)にご参加の加藤純子さんも注目されていた作品です! 新しい形の小説の世界を楽しみます☆
山﨑
【お知らせ】
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★Zoomオンライン『日本児童文学』を読む会★
【日 時】 6/24(金)PM6:30~PM9:00
【テーマ】 2022年5・6月号
【ホスト】 奥山恵(編集長・評論家)
【ゲスト】 東野司(編集委員・作家)
【申し込み方法】 メールにて megumiokuyama18@gmail.com
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★「日本児童文学」11・12月号 短編作品募集!★
「日本児童文学」2022年11・12月号は特集「森へ川へ」を予定しています。それにちなんで、「森」または「川」をテーマにした短編作品を募集します!
協会員内外、どなたでもご応募いただけます。ふるってご応募ください!
《作品・募集要項》
▼「森」「川」のどちらか一つを選んで応募してください。
【応募資格】どなたでも!!
ただし、本誌5・6月号の「応募券」を同封すること。
【締め切り】2022年6月末日(消印有効)
【字 数】26字×161行(400字詰原稿用紙換算10枚程度・タイトル別)
一人一編のみ
【応募方法】〒162-0825
東京都新宿区神楽坂6-38 中島ビル502 日本児童文学者協会
「日本児童文学」編集委員会宛
※「応募券」の同封をお忘れないようお願いします。
◎作品の選考は、編集委員会がおこないます。入選作は本誌に掲載し、所定の原稿料をお支払いいたします。
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