一日講座にむけて 那須田淳
9月にベルリンから戻ってきましたが、台風で日本からの飛行機が遅延して、乗り継ぎのフランクフルト空港で7時間も待たされてしまった。近年、台風の発生の仕方が以前と変わりつつあるけれど、これも地球の温暖化の影響でしょうね。環境ということでは、ドイツでもこの夏は熱波に見舞われ、気温が40度近くまであがって大変でした。
なにしろ少し前までは、25度を越えれば暑くて勉強ができないから学校が休校になるという慣習があったところだし、ほとんどの家ではまだクーラーもないのでみんなぐったりしていた。もっともクーラーを取り付けようと思っても、我が家もですが都市部は集合住宅が多く、たいていは壁が厚いし、景観の問題もあって室外機を取り付けるのも難しい、さてどうするか…。これも一つの社会問題かもしれません。
こんな身の回りの変化や世の中での小さな気づきが、物語づくりのヒントにもなるものだと思います。今度の講座では、戸森しるこさんとそのあたりのことも含めて楽しくお話しできたらと考えています。
一日講座にむけて 戸森しるこ
こんにちは、児童文学作家の戸森しるこです。秋の一日講座の講師をさせていただくことになりました。
那須田さんとご一緒させていただけるということで、わたしもお話をうかがうのがとても楽しみです。児童文学作家を目指し始めたころに、わたしも別の場所でこのような講座を一度だけ受けたことがありますが(その時の講師は石崎洋司さんと梨屋アリエさんでした)、自分がお話しする側になるのは今回がはじめてです。
児童文学作家志望の方が多くご参加されると思いますので、新人賞に応募していた頃のこと、物語を書くために意識していること、現在の執筆についてなど、いろいろお話しする予定です。今年はデビュー丸3年の記念イヤーということもあり、戸森しるこ拡大化計画を実施中で、人前でお話しする機会も持てたらと考えていたところでした。そんなタイミングで今回のお話しをいただき、誠に光栄なことと思っております。
不慣れな部分もありますが、どうぞよろしくお願いいたします。こういう話がききたい、というようなご希望がございましたら、ツイッターかブログの方にお気軽にメッセージをお送りいただければと思います。
11月30日(土)秋の一日講座は、ただいま、申し込み受付中です。
この時しか聞けない話をしますので、迷っている方、一步 踏み出すつもりで、ぜひ、いらしてください。