2026年5月29日学習交流会 分断をつながりに、敵意を共感に

国際部

「私たちの知らないイスラエルとイラン~犠牲になるのはいつも子どもたち~」が、

野坂国際部部長の司会のもと、200名の参加者で、開催されました。不安と緊張

感が漂う世界で今、児童文学の存在意義はどこにあるのか。その糸口として

イスラエルとイランの文学の翻訳に携わる樋口範子さん、愛甲恵子さんと

作家の新藤悦子さんのお話しを伺えたことは、とても貴重な経験でした。

イランやイスラエルの文学(児童文学)作品は、複雑な民族の歴史や中近東特有の

風土に根付いたものですが、翻訳という工程を経て、自国の課題を広く世界に

“伝える”大きな力を持つと強く感じました。また、日本の「だるまさんが転んだ」は、

パレスチナでは「1、2の3 魚の塩漬け」と、呼び名は変わっても、

子どもたちは同じ感覚世界を持っていること、(樋口さん)、

さらに「簡単にわかろうとしないこと」の意義(新藤さん)、

「国という括りでなくひとりの個人として相手を見る」こと(愛甲さん)

などのお話を聞き、分断をつながりに、恐怖と敵意を友好と共感に変える可能性に思いを馳せる

学習交流会になりました。

 

文責 国際部 大橋珠美

(Zb通信No.128掲載の報告をこちらもにご紹介いたします)