149、年賀状、失礼します(2024,11,15)
【協会では……】
・11月に入り、もう年賀状の心配をする時節になりました。協会では、これまで関係団体や出版社などに年賀状を送っていて、数日前に原事務局長(今年度から就任)に、去年までの年賀状をチェックして、2025年の年賀状を用意してもらうようメールしたところ、原さんから、今年から会社などでも、ハガキの値上げということもあり、年賀状を廃止するところも結構あるのではという返信があり、僕も考えました。
出版社などには、新刊本をいつも献本してもらうお礼をその都度出しているわけではないし、そうしたことへのお礼という意味や、セミナーなど一年の計画をお伝えして多少宣伝効果を狙うという目論見もあるのですが、まあ、はっきりいって、そんなに(お互い様)ていねいに読むわけでもないし、多分に形式的というか、「今まで出していたから」という要素が強いので、今年から協会としては、年賀状を送るのをやめることにしました。
・ちょうど、今日の毎日新聞に、「郵便値上げ 離れる企業」という記事が載っていて、今回の値上げで、請求書などのオンライン化がさらに進むのではという観測がされています。一方、「郵便離れは市民活動にも波及している」として、「(会報などの)郵送を続けたいのが本音だが、高すぎる郵便費に活動費用を奪われるのも、メールにして読まれなくなり参加者が減るのも本末転倒」として、「なんとか良い方法を見つけたい」とする悩みも紹介されています。協会も、まさにそうした悩みを抱えていることになります。元々「第3種郵便」という定期刊行物を対象にした割引きの制度があり、特に福祉分野については安く設定されているわけで、文化や福祉の分野に対してこうした措置を拡大することが望まれますが、今の政治状況では期待薄か?
【僕も……】
・さて、僕は毎年年賀状を出していて、その枚数は400通近くになります。近年、知り合いの“高齢化”や、いわゆる年賀状仕舞をする方も増え、少し枚数が減ったでしょうか。自宅のパソコンで宛名も含め印刷するわけですが、なるべく一言添えているので、結構大変は大変です。それでも、一年間の“総括”や明年に向けた“所信表明”を、ハガキ一枚の文面にまとめる楽しさということもあり、その作業は嫌いではありません。
ただ、今年は身内の不幸で「喪中はがき」ということになります。これは二年続きで、去年は自分で作ったのですが、今年は初めて郵便局に印刷まで含めて注文しました。枚数は350枚で、ハガキ代が×85円ですから、29,750円。印刷代が1万円ほどで、4万円近い出費となりました。
まあ、確かにこれだけかかるとなると、これを毎年続けるかどうか、考えてしまいますが、「年賀状でつながっている人」も結構いるわけで、今のところやめるつもりはありません。
というような次第で、協会からの年賀状はなし、僕自身は喪中につき年賀状はいただかない形になりますので、よろしくお願いいたします。