「むこう岸」 安田夏菜/著 (講談社)
「貧しさは、あきらめる理由になんてならない」
進学校で落ちこぼれ公立中学に転校した和真と、父を亡くし生活保護を受けて暮らす樹希。
「貧しさゆえに機会を奪われる」ことの不条理に、2人はできることを模索していく。
中3の少年少女は、いかにして「貧困」に立ち向かうのか。
進学校で落ちこぼれ公立中学に転校した和真と、父を亡くし生活保護を受けて暮らす樹希。
「貧しさゆえに機会を奪われる」ことの不条理に、2人はできることを模索していく。
中3の少年少女は、いかにして「貧困」に立ち向かうのか。
小学五年生の紗理奈は、ある出来事をきっかけに、大好きな絵を描くことをやめてしまった。そして六年生の夏休み、亡き母の故郷、遠野を訪れた紗理奈が出会ったのは、死者を描く不思議な風習、「供養絵」だった―。
魂と魂が共鳴する、再生と成長の物語。
第26回小川未明文学賞大賞受賞作品。