「うそつきタケちゃん」白矢三恵/作・たかおかゆみこ/絵 (文研出版)
ぼくがこわくて、こわくてしかたがないもの
父さんの仕事の転勤で、ぼくは転校をくりかえしている。
何度も転校をしたことで、ぼくはたくさんのことに気がついた。
そして、ぼくは決めたんだ。
友だちなんか作らない。
そんなときに出会ったのが、うそばっかりつくタケちゃんだった。
父さんの仕事の転勤で、ぼくは転校をくりかえしている。
何度も転校をしたことで、ぼくはたくさんのことに気がついた。
そして、ぼくは決めたんだ。
友だちなんか作らない。
そんなときに出会ったのが、うそばっかりつくタケちゃんだった。
人に言えない悩みを持つ5年生4人のクラスメイト。
認知症の祖母に戸惑う二葉。家庭に居場所を求める真央。
家族を信じられなくなった達也。母親に言われるまま勉強漬けの毎日を送る勝。
4人の主人公たちが学年行事「もみじ給食」を機に、それぞれの未来を見つける物語。