協会員への扉~入会をお考えの方へ~

清木 玲(きよき れい)

入会のきっかけ
 
 入会のきっかけは、日本児童文学者協会主催の創作教室の中で、講師の加藤純子先生が受講生みんなに向かって声をかけて下さったことです。
 その頃の私は、自分が児童文学の世界のどの入り口にいるのかも分かっていない超初心者でした。最初のうちは、プロの方やそれに準ずる方々が児童文学者協会会員になるものと思っていたので、そのお誘いは他人事として聞いておりました。しかしながら、加藤先生は毎回温かい熱意で児童文学の魅力を私達受講生に語って下さり、それと共に、受講生が一人、二人と事務局の先生方に「会員申し込み」をしている様子が見られるようになりました。このまま、児童文学を続けるには、会員という方法がまずはあるのだと、鈍感な私も自覚するようになり、その後すぐに会員入会手続きをさせて頂きました。
 今は、「超」はつかないけれど、児童文学初心者として、通信講座とオンライン創作教室で学ばせて頂いております。


入ってよかったこと

 入ってよかったことは、現役の作家の方や作家を目指す方々と「つながり」が出来たことです。この投稿も創作教室で後藤みわこ先生とお知り合いになれたことが縁です。
 現在、私は高速バスで2時間かかる地域に住んでおります。文学学校と創作教室合わせると2年半東京に通っていました。帰宅時間も考えると、創作教室の後のお楽しみの食事会には、毎回は、参加することが出来ませんでした。後ろ髪引かれつつ、家路についたものです。それでもたくさんの児童文学を目指す方々や講師の先生方と同じ時間を過ごし、文学への熱い思いを交換する機会に恵まれました。今は皆、日本全国ばらばらになってしまっていますが、それぞれの場所で、一作一作心を込めて、悩みながらも作品に取り組んでいるのかなと、一人真夜中、眠れぬ時間に思いを馳せます。
 会員になったことで、今でも定期的に自宅に届く「日本児童文学」には、講師の先生方や同期の方々の投稿が載っていて、元気を頂いております。時にひとりぼっちを味わう自分に、この冊子は、児童文学の世界の様々な情報を必要な時に与えてくれ、「あきらめないで、もう少し頑張ってみたら?!」とエールを送ってくれているように思えます。


プロフィール

 年齢の高い児童文学初心者。現在、通信講座とオンライン創作教室で修行中。茨城県在住。

2022/06/04
一般社団法人 日本児童文学者協会

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