2025公開研究会 戦後80年、”伝える”を考える ~<記憶>の継承と児童文学の力~ 11/29開催

昨年、ノーベル平和賞を日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が受賞しました。広島と長崎の“ヒバクシャ”たちが核兵器のない世界を実現するために、核兵器が二度と使われてはならないと訴えてきた草の根の運動が評価されたものです。体験者の証言が果たす役割の大きさが世界中の人々にあらためて確認されることとなりました。
「おとなが子どもに向けて書く」児童文学は、現代日本児童文学がスタートした1960年代から、戦争を知らない子ども読者に戦争の実相をどう伝えるのかという課題を抱えていました。いま、現在と未来への警鐘となる歴史の事実をいかにして受け継ぎ、次の世代へ伝えていくかという問題は、ますます切実な課題となっているのではないでしょうか。
そこで、戦後80年にあたる今年、戦争の実相や記憶をテーマとした作品を持つ4人の発言者に、過去の出来事の何に光をあて、どのように作品化しているか等を話していただくシンポジウムを企画しました。
日本児童文学者協会創立80年を控えるこの秋に、歴史の継承における児童文学の可能性を考え合います。
リモート参加も可能です皆様の参加をお待ちしています。
開催日時 |
2025年11月29日(土) 14時~16時半(13時30分開場) |
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会場 |
日本出版クラブ会館 4階 (地下鉄神保町駅A5出口から徒歩3分) |
講師 |
パネリスト |
受講料 |
1,000円 |
定員 |
会場参加100名+リモート参加100名 |
主催 |
(一社)日本児童文学者協会 |