• 受付前|2026年01月13日〜

第54期日本児童文学学校

プロへの一歩をふみだそう!

~ 4月から9月まで 日曜日の午後 ~

童話・児童文学を学びたい方のための講座です。双方向のオンライン講座なので、講師への質問もできます。

講義終了後には30分程度の雑談タイム(参加自由)を設けています。受講生同士、交流しましょう。

初心者も大歓迎です。

講座概要

定員

40名

*zoom利用のオンラインのみ。先着順。定員になり次第締め切り。

受講料

36,000円

作品講評

作品講評を希望する方は、4/1までに下記アドレスまで、原稿(Wordファイルが望ましい)をメール添付で提出してください。ひとり1作品。400字詰原稿用紙換算10枚以内(書式等、詳細は申込み後の案内に記載)。

作品を提出しなくても受講できます。

優秀作品

受講期間中に講評を受けて書き直した作品、または新しい作品を、9月上旬(予定)を締切として提出していただきます。

その中から最優秀作品(一点)、優秀作品(数点)が選ばれます。

最優秀作品は、隔月刊「日本児童文学」2027年3・4月号に掲載されます。

申込方法

下記のメールアドレスまで、定員に達していないことをご確認のうえ、「日本児童文学者協会講座係」宛に郵便振替にて受講料をお送りください(氏名・住所・電話番号・メールアドレスを明記)。

振込用紙は、協会までご請求いただくか、または郵便局備え付けの振替用紙をご利用ください。

 

日本児童文学者協会講座係【口座記号番号】00130-2-264147
一般社団法人 日本児童文学者協会
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-38中島ビル502
TEL:03-3268-0691  FAX:03-3268-0692
E-mail : zb@jibunkyo.or.jp

プログラム

月日 時程 内容 講師
4/26 14:00 〝好き〟は力、〝おもしろい〟は種 佐々木ひとみ
15:10 作品講評 辻 貴司
5/24 14:00 絵本テキストってなんだろう? 渡辺 朋
15:10 作品講評 小林史人
6/28 14:00 登場人物が動きだすとき 志津栄子
15:10 作品講評 筑井千枝子
7/26 14:00 書き続けるということ 横沢 彰
15:10 作品講評 しめの ゆき
8/23 14:00 縁と運とタイミング 柴野理奈子
15:10 作品講評 橋長あこ
9/27 14:00 面白ければいいんだよ 長谷川まりる
15:10 「SF作家が児童文学について考える」
~~~リターンズ~~~
東野 司
16:20 修了式 事業部

講師の紹介

  • 佐々木ひとみ(ささき ひとみ)

    茨城県出身、宮城県在住。2009年「第1回 新童話の海」(日本児童文学者協会共催)入賞作『ぼくとあいつのラストラン』(ポプラ社)でデビュー。同作は第20回椋鳩十児童文学賞を受賞、2016年『ゆずの葉ゆれて』として映画化。おもな著書に『七夕の月』(ポプラ社)、『兄ちゃんは戦国武将!』(くもん出版)、『ぼくんちの震災日記』(第9回児童ペン賞童話賞受賞)『エイ・エイ・オー! ぼくが足軽だった夏』『ともに前へ!伊達武将隊奮闘記」(新日本出版社)ほか。日本児童文学者協会理事。「季節風」同人。

  • 辻 貴司(つじ たかし)

    神奈川県生まれ、京都府育ち。第41期日本児童文学学校、第58〜59期創作教室を受講。文学学校が、ぼくの創作の原点。同期で作った会「らんぷ」で毎月合評を続けている。第33回福島正実記念SF童話賞大賞『透明犬メイ』でデビュー。『ツクルとひみつの改造ボット 1~3』(岩崎書店)、『ひみつの小学生探偵 1~3(共著)』(Gakken)、『ぼくたちの歌』(佼成出版社)など。日本児童文学者協会理事。

  • 渡辺 朋(わたなべ とも)

    福井県生まれ、東京都在住。中野区の児童厚生員として児童館・学童クラブで11年間勤務。赤ちゃん絵本『うーんうん うんちちゃん』(文響社)でデビュー。第10回絵本テキスト大賞受賞作『おきにいりのしろいドレスをきてレストランにいきました』(童心社)で2024年日本絵本賞受賞。2025年11月『まてまて、ごめん。』(童心社)刊行。童話の会「ペパン」同人。

  • 小林史人(こばやし ふみひと)

    神奈川県在住。2021年、文溪堂・児童文学者協会共同企画の百物語第2期公募に入選。『1話ごとに近づく恐怖 百物語』(文溪堂)の一編として、第三巻『嘆きの恐怖』と第五巻『畏怖の恐怖』に、それぞれ「泣き塔」と「御鏡凪」が所収される。2025年『ぼくに友だちがいない理由』(さ・え・ら書房)で単著デビュー。日本児童文学者協会会員。「季節風」同人。チームかぐら所属。

  • 志津栄子(しず えいこ)

    岐阜県在住。第69期創作教室受講。『雪の日にライオンを見に行く』で第24回ちゅうでん児童文学賞大賞を受賞し、講談社よりデビューする。『ぼくの色、見つけた!』(講談社)が、第71回青少年読書感想文全国コンクール課題図書に選定される。『かたづけ大作戦』(金の星社)、『まほうのはみがきこ』(同)。

     

  • 筑井千枝子(つくい ちえこ)

    愛知県生まれ。著書に『ぼくのウィング』『オフカウント』(共に新日本出版社)。「春風にのって」を産経新聞に掲載後、『ファンタジーの宝石箱 vol.2夜の翼』(全日出版)に収録。

  • 横沢 彰(よこさわ あきら)

    新潟県糸魚川市出身・在住。著書に、『まなざし』、『ハミダシ組!』、『いつか、きっと!』、『ふぁいと!卓球部』、『ナイスキャッチ!』、『あしたをみがけ』(以上、新日本出版社)、『スウィング!』(童心社)など。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」、「サークル・拓」所属。

  • しめの ゆき

    千葉県出身。横浜市在住。元バレエ雑誌の編集者。主な著書に「ティアラちゃん」シリーズ全9冊(新書館)。『美雨13歳のしあわせレシピ』『せっしゃ、なべぶぎょうでござる!』「ピアノようせいレミー」シリーズ最新刊は『ドキドキステージのまほう』(ポプラ社)、『くびびじんコンテスト』『いつも元気で自分の世界を持っている女の子(共著)』(岩崎書店)ほか。実作通信、実作通信ビギナーズ講師。日本児童文学者協会理事。「栞」「季節風」同人。

  • 柴野理奈子(しばの りなこ)

    奈良県出身、愛知県在住。2007年『うわさのミニ巫女』(講談社青い鳥文庫)でデビュー。著書に『スープ屋まにまにの小さな奇跡~心ほどけるミルクポトフ~』(集英社オレンジ文庫)、『放課後Vチューバー!~絶対ヒミツの配信者生活スタート!』『おチビがうちにやってきた!』シリーズ(集英社みらい文庫)など。

  • 橋長あこ(はしなが あこ)

    神奈川県小田原市出身、横浜市在住。中央大学文学部卒業。通信事業会社勤務を経て、YAやエンタメ小説などの創作を始める。日本児童文学者協会会員。日本児童文学学校、創作教室修了。2025年6月に『さくら前線急上昇! 高校受験で大逆転!?』(文研出版)でデビュー。

  • 長谷川まりる(はせがわ まりる)

    平成元年生まれ、令和元年作家デビュー。
    ハリポタどんぴしゃ世代で海外YAばかり読んで育つ。逆に日本人作家をあまり読まずにここまで来てしまった。
    マイナーなものばかり好きなので大衆にウケるものがわからずひやひやしながら執筆している。

  • 東野 司(とうの つかさ)

    愛媛県生まれ、神奈川県在住。SF作家。著書に『ミルキーピア物語』(日本初の仮想世界電脳SFにして、世界初の電脳アイドルSF)(早川書房)、『ProjectBLUE 地球SOS』(早川書房)、『よろず電脳調査局ページ11』(徳間書店)、『電脳祈禱師』(学習研究社)の各シリーズ等。岩崎書店『21世紀空想科学小説』(全9巻)企画立案、内1巻『何かが来た』執筆。第17代日本SF作家クラブ会長。日本文藝家協会会員。児文協理事。

    ※「SF作家が児童文学について考える」は機関誌「日本児童文学」2025年1.2月号~5.6月号に連載された。