• 受付前|2025年01月10日〜

第53期日本児童文学学校

プロへの一歩をふみだそう!

~ 4月から9月まで 日曜日の午後 ~

童話・児童文学を学びたい方のための講座です。双方向のオンライン講座なので、講師への質問もできます。

講義終了後には30分程度の雑談タイム(参加自由)を設けています。受講生同士、交流しましょう。

初心者も大歓迎です。

講座概要

定員

40名

*zoom利用のオンラインのみ。先着順。定員になり次第締め切り。

受講料

36,000円

作品講評

作品講評を希望する方は、4/1までに下記アドレスまで、原稿(Wordファイルが望ましい)をメール添付で提出してください。ひとり1作品。400字詰原稿用紙換算10枚以内(書式等、詳細は申込み後の案内に記載)。

作品を提出しなくても受講できます。

優秀作品

受講生提出作品の中から最優秀作品、優秀作品が選ばれます。

最優秀作品は、隔月刊「日本児童文学」2026年3・4月号に掲載されます。

申込方法

下記のメールアドレスまで、定員に達していないことをご確認のうえ、「日本児童文学者協会講座係」宛に郵便振替にて受講料をお送りください(氏名・住所・電話番号・メールアドレスを明記)。

振込用紙は、協会までご請求いただくか、または郵便局備え付けの振替用紙をご利用ください。

申込情報

日本児童文学者協会講座係【口座記号番号】00130-2-264147
一般社団法人 日本児童文学者協会
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-38中島ビル502
TEL:03-3268-0691  FAX:03-3268-0692
E-mail : zb@jibunkyo.or.jp

プログラム

月日 時程 内容 講師
4/27 14:00 ぼくの児童文学学校以前、以後 辻 貴司
15:10 作品講評 しめの ゆき
5/25 14:00 作品が生まれるとき―低・中学年向きを中心に 葦原かも
15:10 作品講評 後藤みわこ
6/29 14:00 プロ児童書作家の倫理と資本主義の精神 村上雅郁
15:10 作品講評 筑井千枝子
7/27 14:00 地方に住む農婦が児童書を書き続けるわけ 堀米 薫
15:10 作品講評 しんや ひろゆき
8/17 14:00 子どもたちの心に届く児童文庫作品を目指して 高杉六花
15:10 作品講評 佐々木ひとみ
9/28 14:00 物語の作法 朽木 祥
15:10 評論は、創作に役立つのか? ひこ・田中
16:20 修了式 事業部

講師の紹介

  • 辻 貴司(つじ たかし)

    神奈川県生まれ、京都府育ち。会社員。2013年、第41期日本児童文学学校修了。第58期・59期創作教室受講を経て、第32回福島正実記念SF童話賞最終選考。翌2016年、第33回福島正実記念SF童話賞大賞受賞、『透明犬メイ』(岩崎書店)でデビュー。文学学校が、ぼくの創作の原点。同期で作った会「らんぷ」で毎月合評をしながら創作を続けている。『トイレのブリトニー』『よふかし しようかい』『ツクルとひみつの改造ボット』(いずれも岩崎書店)『ひみつの小学生探偵<1>~<3>(共著)』(Gakken)など。日本児童文学者協会理事。

  • しめの ゆき

    千葉県出身。横浜市在住。バレエ雑誌の編集者をしていた折に「ティアラちゃんシリーズ」6巻(新書館)を出版、のち独立。『美雨13歳のしあわせレシピ』(ポプラ社)でデビュー。おもな著書に『せっしゃ、なべぶぎょうでござる!』「マジカル☆ピアノレッスン ピアノようせいレミー』シリーズ既刊2巻(ポプラ社)、『くびびじんコンテスト』(岩崎書店)ほか。日本児童文学者協会理事。「栞」「季節風」同人。

  • 葦原かも(あしはら かも)

    川崎市出身。第54回講談社児童文学新人賞佳作を受賞した『真夜中のぎゅうぎゅうネコ』(講談社)でデビュー。そのほか、『うみのとしょかん』シリーズ(講談社)、『とどけ、サルハシ』(小峰書店)、『どんなイチゴもみんなかわいい』(童心社)などがある。第20期児童文学学校卒業、同期生で始めた「にじゅうまる」同人。

  • 後藤みわこ(ごとう みわこ)

    東京・大阪育ち、愛知県在住。福島正実記念SF童話賞を受賞した「ママがこわれた」(岩崎書店)でデビュー(現在・同賞選考委員)。そのほかのSFは「未来を走れ ハイブリッドエコカー」(学研)、「あした地球がおわる」(汐文社)、「ボーイズ・イン・ブラック」(講談社)など。公募ガイド社、協会の実作通信講座で添削講師を務める。日本児童文学者協会・事業部長。

  • 村上雅郁(むらかみ まさふみ)

    1991年生。2011年より本格的に児童文学の創作を始める。第2回フレーベル館ものがたり新人賞大賞受賞作『あの子の秘密』 (「ハロー・マイ・フレンド」改題)にて2019年にデビュー。2020年、同作で第49回児童文芸新人賞を受賞。2022年、『りぼんちゃん』で第1回高校生が選ぶ掛川文学賞を受賞。ほかの作品に『キャンドル』、『きみの話を聞かせてくれよ』、『かなたのif』(すべてフレーベル館刊行)など。

  • 筑井千枝子(つくい ちえこ)

    愛知県生まれ。著書に『ぼくのウィング』『オフカウント』(共に新日本出版社)。「春風にのって」を産経新聞に掲載後、『ファンタジーの宝石箱 vol.2夜の翼』(全日出版)に収録。

  • 堀米 薫(ほりごめ かおる)

    宮城県在住。農業(水稲、和牛飼育、畑)&林業&児童文学作家。農業をしながら、自然、農業をモチーフとした絵本、児童向けの物語やノンフイクションを発表。「チョコレートと青い空(そうえん社)」で日本児童文芸家協会新人賞&青少年読書感想文全国コンクール課題図書。「あきらめないことにしたの(新日本出版社)」で児童ペン大賞。一般書に「この街でゆめをかなえる(くもん出版)」がある。

  • しんや ひろゆき

    兵庫県生まれ。元公共図書司書。『漫才の星になるんや』(童心社)でデビュー。第43回講談社児童文学新人賞入賞。他の作品に『ウイニングショット』(岩崎書店)、『あゆみ』(講談社)、『シャッフル』(大日本図書)など。

  • 高杉六花(たかすぎ りっか)

    北海道恵庭市在住。育児をしながら大学院で学び、2021年にこども発達学修士号を取得。第7回角川つばさ文庫小説賞一般部門金賞受賞作「君のとなりで。音楽室の、ひみつのふたり」でデビュー 。他の作品に「ひなたとひかり」(講談社青い鳥文庫)、「ないしょの未来日記」(ポプラキミノベル)、「消えたい私は、きみと出会えて」(集英社みらい文庫)、「溺愛チャレンジ!」(スターツ出版野いちごジュニア文庫)など。

  • 佐々木ひとみ(ささき ひとみ)

    茨城県出身、宮城県在住。2009年「第1回 新童話の海」(日本児童文学者協会共催)入賞作『ぼくとあいつのラストラン』(ポプラ社)でデビュー。同作は第20回椋鳩十児童文学賞を受賞、2016年『ゆずの葉ゆれて』として映画化。おもな著書に『七夕の月』(ポプラ社)、『兄ちゃんは戦国武将!』(くもん出版)、『ストーリーで楽しむ伝記 伊達政宗』(岩崎書店)、『ぼくんちの震災日記』(第9回児童ペン賞童話賞受賞)『エイ・エイ・オー! ぼくが足軽だった夏』(新日本出版社)ほか。日本児童文学者協会理事。「季節風」同人。

  • 朽木 祥(くつき しょう)

    広島市出身。被爆二世。作品はファンタジーからYAまで多岐に渡り、産経児童出版文化賞大賞、小学館児童出版文化賞、日本児童文学者協会賞ほか受賞多数。英訳刊行された『光のうつしえ』(講談社)は米国でベストブックス2021に選定され、東アジアの児童書作家としては初めてUAEやドイツの児童書フェスティバルに招聘された。近年では国語教科書所収「たずねびと」(光村図書)が反響を呼んでいる。

  • ひこ・田中(ひこ・たなか)

    1953年生。同志社大学文学部卒。『お引越し』。『なりたて中学生』。『あした、弁当を作る』。「レッツ」シリーズ。『大人のための児童文学講座』。『ふしぎなふしぎな子どもの物語』他。