アジア・太平洋戦争を生き抜いた、私の母をモデルにして書いた作品
『美しくない青春』を「新婦人しんぶん」が取り上げてくださいました。
戦争中、唯一、戦争に反対していたのは、共産党であった、と、
かつて両親は私に語っていました。
どんな時代にも、どんな権力のもとに置かれていても、
戦争に反対する勇気を持ちたい、と思うのは、私だけでしょうか。
戦争中、戦争を美化する作家が多くいたことを、私は忘れたくないと思っています。
そういう作家が敗戦後、手のひらを返したように反戦を叫び始める姿を
目の当たりにして、父も母も大いに失望し、怒りを禁じ得なかったそうです。