第3回Zb文芸ミニ選評B(詩・童謡)

会報部

皆様ごきげんよう! 会報部の押川です。
さて、昨日に続きまして、第3回「Zb文芸」B(詩・童謡)のミニ選評を掲載いたします。
一定の評価を得ながら、惜しくも入選には至らなかった作品です。
作者名なしで、タイトルとミニ選評のみを記載いたします。

🌟B詩・童謡
ミニ選評:菊永謙

「かぜさん」
お父さんとわたしが風邪にかかる。
やさしくしてね、や、早く治してと願う気持ちが、面白く表現されている。

「種」
花の種を播いたら、花の名前をわすれて、どんな花が咲くかを楽しみに待とうと語るが、後半、もう一つ工夫がほしい。

「楽しい響き」
友だちの家の良さを並べ、自分の家の良さも語っているが、一般的なよくある豊かさや幸せになっているのが、惜しいとの意見も。

「どんぐり」
どんぐりが秋に実って、地面に落ちる。
その時、木に残っている片割れのおわんとの別れを描いているのは面白いが、説明的になっているのが惜しまれる。

 

――以上4作品です。(順不同)
Bの入選・次点の作品については、今号126号(12月号)に菊永謙さんによる選評が掲載されていますので、ご覧ください。

 

🌟第4回「Zb文芸」作品募集中!
いまの子どもの心に響く作品を募集します。
募集ジャンル・枚数/
ショートショート・掌編:縦書・本文25字×80行以内、または400字詰め原稿用紙5枚以内
詩・童謡:縦書・本文25字×32行以内、または同原稿用紙2枚以内。A・Bどちらか1人1編。未発表の自作品に限る。
応募資格/会員限定。
締切/2026年5月末日
応募方法/1枚目に氏名・住所・電話番号明記。2枚目以降にタイトル・本文。Eメールの場合はWordファイルを添付。
送り先/応募専用Eメール zbbungei3@gmail.com
郵送の場合 日本児童文学者協会会報部「Zb文芸」係宛
選考は会報部。
入選作は会報部ブログ、「Zb通信」に掲載、同誌5部進呈。

こんな方におすすめ!
初めて投稿する方、身近な賞で力試しをしたい方、誰かに読んで貰いたい方…。
過去の入選作品は、会報部ブログに掲載中!
ぜひふるってご応募ください。
(押川理佐)