親地連全国交流集会に参加しました!
4日(土)、親子読書地域文庫全国連絡会(略称・親地連)の第25回全国交流集会に参加してきました。(「がっぴょう研」からちょうど一週間目に再びオリンピックセンターでした!)
親地連さんが児文協に届けて下さった招待券を使わせていただきました。
記念講演が朽木祥さんですから、公開研の登壇者のお一人朽木さんですから、もちろん最初から参加するつもりでおりました。
AEUやドイツ訪問時のエピソードなど交えつつ、
*記憶の継承の試み
*戦争を物語ること、言葉の力
*「人影の石」を題材とした自作から、記憶を伝える意味について
質疑応答を含めて2時間弱、本当にすばらしい講演でした。
11月29日(土)の公開研では、朽木祥さん、指田和さん、長江優子さん、原田勝さんの4人に登壇していただきます。お一人あたり語っていただく時間は、単独の講演の3分の一、4分の一となります。
いっしょに登壇していただくからこそ、響き合い、刺激し合って、講演とは違う角度で新たな表現やエピソードが引き出されてくる……シンポジウムはそういう場になると思います。(そういう場にせねばなりません!)
登壇者4人の方の作品を語り合ってきた「プレ読書会」もいよいよ最終回となります。
10月17日(金)18:30~20:30
原田勝さんの作品を、英語圏児童文学の研究者でもある研究部員戸田山みどりと、水間千恵がレポートします。ふるってご参加下さい。
お申し込みはコチラから https://forms.gle/rWqdLc5rc3q54Dc3A
あ、途中から、すっかり児文協の行事の宣伝になってしまいました。
親地連の大会に戻りますと、午後の分科会も参加して大正解でした。
私は、「子どもの権利」に関する第2分科会に参加しました。
話題提供者はお二人。
フランスからビデオでお話し下さったのが安發(あわ)明子さん。いやはや、日本との違いに愕然としました。「子どもの権利条約」に調印したからには、子どもの権利を守る制度を作るというフランスの徹底ぶりに驚きました。Welcome on Akiko Awa’s website – 安發明子
もうお一方は子どもアドボカシー学会会長の堀正嗣さん。
子どもの声というと、発話された言葉のイメージが強くなってしまいますが、「子どもたちが見ている景色(View)と気持ちを聞く、深く本物の傾聴」の大切さ、これは、児童文学がやっていること、力を発揮できるところではないかと思いました。子どもアドボカシー学会 – アドボカシーの実践と理解と研究
親地連ホーム – oyatiren の活動にも,改めて敬意と感謝を申し上げます。
学びの秋。以上、学びのお裾分けでした。