166、総会、今昔? (2025,5,15)

理事長ブログ

【総会通知が】

・会員の皆さんには総会の通知が届いているかと思います。5月下旬というのは、例年通りのことですが、曜日の具合で、今年は30日(金・学習交流会と文学賞贈呈式)、31日(土・総会)という、もっとも遅いパターンになりました。特に学習交流会の参加申し込みの出足がいいようです。総会も含め、直接の参加だけでなく、リモートでの参加もOKですから、遠方の方も含め、是非ぜひご参加ください。

リモートは未経験という方もいらっしゃるかもしれませんが、パソコンでメルアドをお持ちか、スマホをご利用であれば、大丈夫です。ご本人のでなくても、ご家族のメルアドでも、そのメルアドをご連絡いただければ参加できます。双方向、つまり、リモートの画面を通してご発言いただくというようなことになるとややハードルが高くなりますが、視聴するだけであれば、万一画面が途切れたとしても特に不都合はないわけで、「初めてだけれど」という方も、遠慮なく事務局にご連絡ください。

【総会のパターンは】

・何日か前、事務局に行った時に、原さんと話をしていて、協会の総会は、午後1時から5時という設定なのですが、「特に、若い会員は、4時間もとなると、参加する気がしないのでは」と言われ、なるほど、そうかもしれないと思いました。

協会は、役員が2年交替なので、その選出がある「表」の年と、ない「裏」の年度があります。今年は「裏」になるわけで、4時間も必要かということになると、確かにもう少し縮められそうです。実際、2年前は3時間設定にしたのですが、この時はコロナということがあり、「なるべく短めに」ということで、臨時の措置でした。上記の原さんとの話をした時には、4月の理事会が終わった後だったので、事務局だけの判断で時間を縮めるわけにもいかず、とりあえず「1時から5時」としましたが、無理にそれに合わせることはせず、早めに終われれば、そうしたいと思っています。

・その時に、原さんには話したのですが、考えてみれば、昔は、総会は4時間どころか、午前中からでした。お昼をはさんで、夕方までやるわけです。今思えば、何を延々とやっていたのだろうとも思いますが、まず報告が長かった。例えば、今は前年度の「活動報告」は、事務局長がまとめてやり、それも文書で出ているわけですから、「文書の通りです」という感じで終わりますが、以前は、各部の部長がそれぞれ出て、「各部報告」という感じでやっていました。どの部もそれなりに活動していますから、結構長くなるわけです。

また、支部報告も、今は組織部長がまとめた形で報告しますが、これも以前は、出席した支部代表が一人ひとり出て、報告をしていました。まあ、これだけで、ほぼ午前中は終わっていたのではないでしょうか。

・長くなるもう一つの要因は、決算、予算、そして「表」の年度は活動方針案の策定という議題があり、これに結構質問や意見が出て、時間がかかっていました。活動方針案などは、原案のままで承認される場合と、修正されて承認される場合が、半々くらいではなかったでしょうか。事務局員だった僕から見て、「なるほど」と思える修正もありましたが、なんというか、論議のための論議という感じの意見もあり、いかにも昭和の会議だったと思います。

さすがに、2000年になったあたりから、報告はなるべくコンパクトにして、ということで、今の形になったわけですが、「承認するだけ」の総会が、おもしろくなくなった、という印象も免れません。まあ、そもそも総会などというものは、そんなに“おもしろい”ものでもないわけで、会員の皆さんには、(理事長がこんなことを言うのもなんですが)まずは、前日の学習交流会と贈呈式・パーティーにご参加いただくことをお勧めします。ただ、組織というのは、どうしても運営側からの一方通行になりがちで、総会というのは、その運営側の舞台裏が意外に見えてくるというおもしろさ(?)は、あるかもしれません。いずれにしても、総会については、委任状はお忘れなく。