小学校の卒アルに「童話作家になる」と書いたことも忘れていた私が、いま「書く人」になろうとしています。
書き始めたころの私は、進むべき方向も分からずに、明かりも見えない暗闇の道を壁にぶつかりながら、がむしゃらに走っていました。
そんなとき、ある講座で後藤みわこ先生と出会い、あたたかく導かれる気持ちよさを感じました。児童文学という道に小さな灯火を見つけた気がして、後藤先生を追いかけるようにして第51期日本児童文学学校に入校したのです。
私は何をするにも「他の人の何倍も努力が必要」と自覚しています。受講終了後は、迷わず実作通信講座を申し込みました。こちらでも田部智子先生という素晴らしい先生と出会うことができ、小さかった灯がみるみる燃え上がり創作世界への、明るい道標をいただきました。
おかげさまで、愛知県教育振興会主催の児童文学賞にて長編、短編両部門にて受賞する事ができました。長編は田部先生、短編は後藤先生に添削していただいたものでした。
先日の表彰式で賞状を授与されるときに委員長から「またここで会いましょう」と言われ、胸が熱くなりました。とても嬉しい言葉に背中を押され、創作意欲が加速しそうです。

児童文学学校でご指導いただいた講師の皆様、ありがとうございます。
いまも「書く仲間」として繋がり続けている同期の皆にも感謝を伝えたいです。同期の頑張りに刺激をもらい、みんなの受賞報告も我が事のように嬉しくて、誇らしくて、喜びを感じる日々をありがとう！
これから先も羅針盤の針を「書くことで幸せになる」に向けて進んでいきたいと思います。ヨーソロー♪

おーた みか

（ダブル受賞！　おめでとうございます！　by事業部）