ユースの会(第五回)

組織部

2025年2月7日ユースの会「オンライン飲み会第二弾」が開催されました。

ユースの会・元ユースの会の皆様と、飲んだり食べたりしながらの気楽な会でした。

司会は麦野圭さん、乾杯の音頭は赤羽じゅんこ理事。初めて参加された方もいましたし、愛犬やお子様の姿も時折見られました。

前回は、ゲストの方(ことさわみさん・五十嵐美怜さん)に、受賞されてから出版に至るまでのお話を伺いました。

今回は、持ち込みして出版された方のお話を聞きたいというご意見より、ユースの会員でもある齊藤飛鳥さんにゲストとしてお話を聞かせていただきました。

齊藤さんは2010年に童心社より「おコン草子」でデビューされ、「へなちょこ探偵24じ」でうつのみや子ども賞を受賞されています。そのほか、大人向けのミステリーも多数ご出版されています。

高校生の時に書いた「おコン草子」を、日本児童文学者協会の通信講座で完成させ、新人賞に出して落選した後、先生の紹介によって童心社に持ち込み出版されたそうです。

持ち込み方法は紹介だけに限らず、パーティなどで著書や企画書や名刺を渡して、編集の方とのご縁をつないだそうです。

そのほか、「企画書の具体的な書き方」「子ども向けと大人向けの書き方のちがい」や「持ち込んだ原稿を引き上げる時」など、興味深いお話を詳しく聞くことができました。

なにより印象的だったのは齊藤さんの強い「目」でした。「先生に認めてもらった作品を出版しないわけにはいかない」という強い信念を感じました。時間があれば、もっとお話をお聞きしたかったです。

締めの言葉はいずみたかひろ理事。若い書き手の方々に期待を寄せて、会は終了となりました。