人生変わった(辻 貴司)
ぼくが作家デビューと印税生活を夢見て、第41期日本児童文学学校の門を叩いてから、丸12年が経ちました。元来飽きっぽい性格のぼくが、本当によく続いているなあと、自分でもびっくりしています。
今思い返しても、文学学校での講義や作品講評を受けた6ヶ月間は、児童文学にどっぷり浸かった贅沢な時間でした。と同時に、先生方や受講生をはじめ、今も続く児童文学関係の人たちとの出会いが、ずっと児童文学界隈に居続けられている理由かなと思います。
(ぼくが受講した当時は、銭天堂の廣嶋玲子さんが文学学校のスタッフでした。児童文学界は意外と狭い世界なんです)
普通の会社員だった自分が、兼業作家になることができて、文学学校をきっかけにして、その後の人生が変わったなあという実感と、まだまだ良くなっていきそうだなあという予感があります。
ぜひ、みなさんにも、人生を変える……とまではいかなくても、人生の楽しみを見つけるきっかけにしていただけたら嬉しいです。
受講の際は、できれば作品講評用の作品を書いて出してください。出すと出さないとでは、学びの深さが全然違うと思います。
また、他の方の作品もよく読んで、できれば毎回感想がいえるようにしてきてもらえると、いいかなと思います。
講座でお会いできるのを楽しみにしています(^^)
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