第四回 ユースの会

組織部

2024年7月5日、ユースの会オンライン飲み会が開催されました。

「気軽に参加できる会にしよう!」ということで、出入り自由、カメラのオン・オフOK。

ゲストには、第 12 回ポプラズッコケ文学新人賞大賞を受賞し、デビュー作「もしもわたしがあの子なら」を6月に刊行されたばかりのことさわみさん、第 64 回講談社児童文学新人賞佳作を受賞され、児童文庫でも活躍中の五十嵐美怜さんのお二人をお迎えしました。

お二人のお話を聞きたい! という声も多く、これまでで一番の参加者数でした。

司会の麦野圭さんの挨拶から始まり、赤羽じゅんこ理事の乾杯の音頭で飲み会スタート。

「受賞した作品と、受賞に至らなかった作品の違い」「児童文庫と児童文学を書く際にそれぞれ意識していること」といったユース会員からの質問に、ことさんも五十嵐さんも経験を交えて丁寧にお答えくださいました。

フリートークでは「タイトルのつけかた」や「改稿のしかた」、「企画書やプロットの書きかた」などそれぞれが創作する上で抱える悩みについて、ほかの会員の意見を募る場面も。今の子どもたちに受け入れられるタイトルの傾向など、興味深い話を聞くことができました。

終盤では「誰が児童文学を読んでいるのか」「生活は成り立つのか」「それでも児童文学を書きたい理由はなにか」など踏み込んだ話題に進展。ユース会員の熱意や強い意思を感じました。児童文学が抱えている課題を若手の会員が真摯に捉え、意見を交わすさまは頼もしいです。

締めの言葉は、いずみたかひろ理事。児童文学の必要性のお話がありました。

議論が白熱し、終了時間はオーバーしましたが、和やかで熱い飲み会でした。

また企画したいと思いますので、ぜひご参加ください。

ゲストを快く引き受けてくださった、ことさん、五十嵐さん、本当にありがとうございました。