『マジっすか‼』(有吉かおり)/第51期日本児童文学学校
あるところに、本の好きな女の子がいました。「何歳まで女の子って言うんかい」と突っ込みが入りますが、最近耳が遠い自称女の子には聞こえませんでした。
ある日のこと、女の子は、児童文学学校に作品を提出して、仲間たちに読んでもらいました。なんと、先生にもアドバイスをいただきました。
女の子は、「マジっすかぁ‼」と思いました。間違いなくホンマに「マジっすかぁ‼」でした。「神聖なる文学学校に対して、そねえなことゆうたら失礼じゃろうがぁ」 と女の子の中の善玉菌が言いました。「へじゃけど、うもう表現出来んから学びよるんじゃあねぇ。よう言わんでもええけぇ。どげなことなら言えるんかぁ」と悪玉菌が言いました。
読んでもらえて嬉しい+面白いって言ってもらえた+良かった+感想が聴けたラッキー+幸せ=「マジっすかぁ‼」
そんな女の子は、これからたくさん学んで表現する力を身に着けようと思いました。
先生にご指導いただいて、「順番ちゅうもんにも心を配らんにゃあいけんがねえ。ほりゃそうやが」と学んだ女の子は、早速書き直しました。
それから、もう一つだけ言葉にするならば、「すんげぇ」かなあと女の子は思いました。仲間がいて、たくさんのステキ作品を読ませてもらえて、素晴らしい先生方のご意見をいただけて、みんなの作品が一緒に、ぶちすげえ作品になっていくなんてすんごくないすか‼
皆様、本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
追伸:先生、この文章も添削してくださいね
(「原文ママ」=添削なし=でお届けしています^o^ by事業部)