日本児童文学 2025年1・2月号
創作特集 かんちがい
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創作特集 かんちがい
年齢のせいなのか、それとも性格のせいなのか「かんちがい」が多いです。
きちんと聞いていなかったり、読んでいなかったり、あるいは、こういうものだろうと勝手に思い込んでいたりして、それは生まれます。
でも、人や出来事をまったく正しく捉えることなんてそもそも無理なことです。
だとしたら、かんちがいは当たり前のこととして、誤りに気づいたら、素直に直すこと、自分は間違えているかもしれないと思う心の余裕をもつことが大切なのかもしれません。
目次紹介
日本児童文学2025年1・2月号 ―もくじ―
創作特集 かんちがい
《詩》「かろやかに 蝶つがい」……森木林 8
《詩》「あれあれ あれれ」……うたかいずみ 10
《詩》「かあさんのて」……松山真子 12
《詩》「道すがら」……永窪綾子 14
《詩》「雑草」……はたちよしこ 16
《詩》「ほどほどに」……藤井則行 18
《短編》「人の顔が覚えられないんです」……森川成美 20
《短編》「春のつばさ」……東曜太郎 26
《短編》「なべやき」……ちばるりこ 32
《掌編》「ぼくの鯛焼き」……佐々木ひとみ 38
《掌編》「どうってことねえよ」……辻貴司 40
《掌編》「人魚のくし」……大久保雨咲 42
《掌編》「グリーントラベラー」……ことさわみ 44
《掌編》「水色の背中」……みとみとみ 46
《掌編》「キツネのかんちがい」……吉田純子 48
《掌編》「ごわるには?」……尾崎昂臣 50
《短編》「今日もだれかのたん生日」……室賀理江 52
《短編》「わたしの最高のギャル友」……山下雅洋 58
《短編》「かだやし会議」……林けんじろう 64
■連載・エッセイ―「児童文学作家を目指すあなたへ」(第一回)…小手鞠るい 72
【追悼・浜たかや】「ファンタジーの世界で生きていた先生」……藤真知子 85
《絵本時評》…… はらまさかず 76
《児童文庫時評》…… 榎本秋 77
《創作時評》…… 葦原かも、武藤清吾 78
《同人誌評》……ながいくみこ、西川豊子、山﨑道子 86
◇読者のページ 100
■連載・評論―「児童文学について考える」(第一回)…東野司 101
■連載・創作―「行きどまりブックストア」(第一回)…水凪紅美子 108
●ブックラック……84 ●投稿作品賞選評……96
●子どもの本の情報館……94 ●執筆者プロフィール……119
●次号予告……95 ●編集後記……120
●表紙絵/みなはむ ●レイアウト/榎本事務所