企画展示
展示一覧
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4 那須正幹と映画 (後編)~残されたDVDから~
(前編)の冒頭でも触れたように、那須さんが残された映画のDVDは約400本。このうち、邦画が約80本、洋画は4倍の約320本で、いずれもTV用映画も含みます。制作年順にみていくと、那須さんが生まれる前の1930年代から、2010年代にわたっています。那須さんがリアルタイムで観た映画だけではなく、リバイバル上映や、後で評判を聞いてDVDを購入したものなども含まれると思いますが、そのラインナップからは、那須さんの関心、好みがうかがわれます。
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4 那須正幹と映画 (前編)~那須さんと映画の〈歴史〉をたどる~
映画が大好きだった那須さんは、洋画や邦画のDVDをたくさん残しています。1930年代の旧作から2010年代に制作された作品まで、その数は400本近くにも及びます。(詳しくは、後編で) 1942生まれの那須さんの子ども時代、青春時代は、映画の全盛期でもありました。子どものころからの那須さんのそうした体験は、那須さんの創作活動にも影響を与えているように思われます。 まずは、そうした那須さんと映画の出会いの〈歴史〉をたどってみましょう。
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3 ズッコケ三人組、謎?の原稿
作家といえば、やはり見てみたいのが生原稿(手書き原稿)。しかし、1980年代後半からワープロが急速に普及し、原稿を手書きする作家は減っていきました。児童文学作家のなかでも早い段階でワープロを使い始めた那須さん。そのため、近年の作品は手書きの原稿がないと思われてきましたが…。
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2『お江戸の百太郎』を歩く
それまでの児童文学では類書のなかった本格的な捕物帳である『お江戸の百太郎』。物語の舞台になった場所を実際に歩きながら、その魅力に迫ります。
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1『ズッコケ三人組』のはじまり
小がらで、すばしっこく、口のわるいハチベエ。 トイレのなかでも勉強するくせに、成績はいまひとつのハカセ。食いしんぼうで、動作はスローモーなモーちゃん。私たちにすっかりおなじみの三人組は、いつ登場したのでしょうか。