来年予定している作家特集に掲載する評論募集について、本誌編集委員会にて選考を行いました。結果は下記の通りです。
「いじめという制度 家族という装置」 澤出真紀子
「朽木祥の『八月の光』が照らし出すもの」 繁内理恵
「高橋秀雄論 主人公との同化が辿り着いた到達点」
開 隆人
「梨木香歩『僕は、そして僕たちはどう生きるか』考
―〈群れ〉の中で〈個〉の輪郭を保つために」
柏木じゅん子
上の四編を入選とし、各特集号に掲載します。
今回は全体で八編と応募が少なく、少々残念ではありましたが、新しさを感じさせる力のある評論が集まったと感じました。ありがとうございました。
「日本児童文学」 編集委員会