日本児童文学者協会と童心社は、昨年に引き続き第6回「絵本テキスト大賞」の作品募集を行いました。応募総数は283編(Aグレード103編、Bグレード180編)。昨年にも増して、大変多くの作品が寄せられました。応募作品は8月下旬から9月上旬にかけて予備審査を行い、1次選考通過作品Aグレード14編。Bグレード19編を選びました。9月26日に最終選考会を開き、以下の3作品の入選を決定しました。大賞受賞作は童心社から絵本として出版されます。
Aグレード
大 賞 該当作なし
優秀作 「バッタとった」 松田 幸子
Bグレード
大 賞「おかお おかお おかおだよ」 スマ
優秀作「くものモーリー」 降幡うたた
なお、第4回Bグレード優秀作、昼田弥子さんの『つえをかいに』(仮題)は、和田誠さんの絵で来年の春に刊行の予定です。
今回283編の様々な形、表現のみなさまの作品を読ませていただいて、改めて、絵本テキストとは何か、考えさせられた選考でした。
たくさんのご応募、ありがとうございました。
※「絵本テキスト大賞」は、来年も第7回の作品募集を行います。詳細は本誌2014年1・2月号に掲載します。選考委員をうならせるような、みなさまからの作品、お待ちしています。
●主催 日本児童文学者協会/童心社
第6回「絵本テキスト大賞」選考委員
丘修三、内田麟太郎、長谷川知子、下園昌彦(童心社編集長)