「キミはどこからきたの?」透明な犬とぼくのすこしふしぎな物語。
ある朝、小学校へ向かう田んぼ道で、主人公の「奏太」は、なぜか自分にとてもよくなついてくる透明な犬と出会う。学校の中にまで追いかけてきては騒ぎを引き起こし、奏太を困らせる透明犬。しかし、奏太は透明犬に〝特別なつながり〟を感じ、「メイ」と名づけて心を通わせていく。メイが奏太になついていた理由は、メイの正体は? 第33回福島正実記念SF童話賞大賞受賞作品 (小学校中学年・高学年向け)。
※作者名、「辻」の正しくは、一点しんにょうになります。