ちひろ美術館・東京で開催中の<企画展>あべ弘士の動物王国展にちなみ、あべ弘士さんご本人をお迎えしたイベントを行います。
●【対談】あべ弘士(絵本作家)×那須田淳(児童文学者)
シリーズ・子どものしあわせと平和を考える
第2回 ケストナー『動物会議』から学ぶ戦争と平和
日時:2016年10月22日(土)15:00~17:00
会場:ちひろ美術館・東京 図書室
参加費:1000円(入館料込) *高校生以下は半額
申込:受付中 https://www.chihiro.jp/tokyo/event/form/index.php
定員:60名
主催:フォーラム・子どもたちの未来のために/ちひろ美術館
戦間期にあっても、反戦を訴え平和主義を貫いたドイツの作家ケストナー。彼の代表作でもある『動物会議』は、「人間のエゴが、なによりも人間の子どもたちを犠牲にしている」と、「動物たちの世界会議」を開催して、人間に反省を促していくという内容です。「国境をなくす」「戦争放棄」「権威の象徴のような軍服(制服)はなくす」など、この動物たちからの要求は、当を得ていてユニーク。本会では、旭山動物園の元飼育係として長年動物たちとふれあってきた経験をもとに、読者と動物の間の通訳として、動物や自然の表情をリアルに表現した作品を次々に発表している絵本作家・あべ弘士と、ケストナーの著書翻訳もあるドイツ在住の児童文学作家・那須田淳が
『動物会議』を読み解き、私たち人類のこれからを考えます。