機関誌「日本児童文学」2022年11-12月号を発行しました。
目次
特集 森へ川へ ※P7
《詩》「いのちはぐくむ森」…… 井上一枝
《詩》「川ガキたちの夏」…… 堀野慎吉
【フォトエッセイ】
「水辺を旅して」…… 大竹英洋
《インタビュー》
森・川・海をつなぐ植林活動をつづけて
《ルポ》
第34回森は海の恋人植樹祭
~海の見える森に木を植えた~…… 小川英子
《論考》
子どもの本の森をさまよう…… さくまゆみこ ※P26
水平の川、垂直の川
――川を描いた児童文学を読む――…… 奥山 恵 ※P36
《エッセイ》
やんばるの森の豊かさと危うさ…… 齋木喜美子
明るい森を…… 石井英行
川にたとえて…… 原田 勝
《「森へ川へ」短編募集 入選作品》
「ウグイ」…… 市川洋介
「川音」…… 東野りえ
「森へ行こう」…… エイ子ワダ
*「森へ川へ」短編募集 選考経過 …… 山﨑道子
◆第9回「子どものための感動ノンフィクション大賞」発表
《創作時評》…… しめのゆき、濱崎桂子
《同人誌評》…… 小郷文子、中野幸隆、にしがきようこ
◎同人誌推薦作品
「うまれっちまった…」…… 尾崎美子
◇読者のページ
★ただいま修行中! 喜怒哀楽日記 …… 清木 玲、小林史人、酒井和子、なてるみ
☆まちかど子どもインタビュー いま、何を読んでいるの?
■連載――プレイバック『日本児童文学』(最終回)
・ブックラック
・子どもと本の情報館
・次号予告
・投稿作品賞選評
・執筆者プロフィール
・編集後記
・表紙絵/羽尻利門
・レイアウト/榎本事務所
《表紙のことば・羽尻利門》
数年前。神戸の異人館街の広場で、無言で落ち葉を搔き集める青年がいました。彼が立ち去った地面の上にあったのは、落ち葉で描いた「神戸」の文字でした。その時の爽やかな感動を思い出し、この絵を描きました。