<フォーラム2018> 子どもの本と国際交流
アジアの児童文学を読んでみよう!
日時:2018年3月18日(日)午後1時30分より
会場:日本児童教育専門学校 4F A41教室(JR高田馬場駅より徒歩3分)
★2018年の早春を迎えました。第14回アジア児童文学大会も、今年の8月17日~8月21日まで、中国・湖南省長沙での開催が決まっております。東アジア地域の児童文学交流は進んできましたが、まだすぐれた作品の日本での訳で紹介は多くありません。この機会に、日本で刊行されているいくつかの作品を読み、語りあう時を持ちたいと思います。中国では近年、国際アンデルセン賞を受けた曹文軒(ツァオウエンシュエン)の作品、韓国では2007年の没後も評価が高まっている権正生(クォンジョンセン)の作品、台湾ではこの大会にも参加された人気作家李潼(リートン)の作品が日本で紹介されていますので、お読みいただき、ぜひご参加ください。
<取り上げる本>
● 『サンサン』 曹文軒作 中由美子訳 てらいんく刊
● 『わら屋根のある村』 権正生作 仲村修訳 てらいんく刊
● 『カバランの少年』 李潼作 中由美子訳 てらいんく刊
ご参加の方はなるべく上記の作品を一冊以上お読みになってください。
韓国児童文学の翻訳・研究者の仲村修さんも参加されます。会場で曹文軒の作品の原書、日中韓平和絵本などを展示します。
また最近、『学校がなくなった日─中国の子どもたちと戦争』(中由美子編訳 素人社刊)や、『1945、鉄原(チョロン)』(イ・ヒョン著 梁玉順訳 影書房刊)が出版され、日中児童文学美術交流センターの『虹の図書室』では最近号で曹文軒の特集を組んでいます。それらもご紹介します。
★お申込みは不要ですが、お問い合わせはアジア児童文学日本センター(042-336-4201きど)、または日本児童文学者協会事務局(03-3268-0691)までお願いします。
◆アジア児童文学日本センター ・日本児童文学者協会国際部共催