ユースの会がおこなわれました!
ユースの会(第二回)報告
2023年4月15日に開催された、ユースの会「創作ONAYAMIトーク第二弾」
前回のユースの会で取り上げた、創作するうえでの悩みを、より深堀りしていこうということで、このテーマに決まりました。
参加者はユース会員と元ユース会員の6名。
自己紹介の後、事前に募った質問を元に話を進めていきます。
最初の質問は「書きたいモチーフ(題材)はどのように探しているか」です。
「身近なものから見つけて、実体験を入れていく」「応募先の王道の流れに、自分の好きな要素を入れ込んでいく」など、自分のモチーフの探し方を紹介し合いました。
子どもに関わる仕事をしている会員からは「子どもたちとの関わりの中で気づいたことを題材にしている」という声も。
続いて、複数のユース会員から質問があった「改稿の仕方」について。
「プリントアウトして、修正を何度も繰り返す」「PDF化してPDFに書き込む」「家族に読んでもらう」など、みんな違うのですね。書き終えてから改稿までの期間についても、一週間ほど置く人、直しながら進めていく人、それぞれです。枚数の増減の話題になり「枚数を増やす方が得意」「削る方が得意」「プロットを細かく作るので、そこからはあまり増減がない」「同じ5行を削るのでも800字から削るのと100枚から削るのでは違うよね」など、たくさんの意見が出て盛り上がりました。
一回目の会のときにも話題に出た「取材先はどのように探し、申し込んでいるか」という質問については、出版経験のある会員の話を聞くことができました。
事前の質問以外にも、「合評会などで人に読んでもらっているか」という話や、最近SNSを始めた元会員からは「SNSをどのように使っているか」という相談がありました。
創作の方法は人によりますが、みんな試行錯誤しながら、自分のやり方を模索しているのだなあと感じました。創作に向き合う同年代の人の話を聞く良い機会になったのではないかと思います。刺激的な時間でした。(小川メイ)
第二回のユースの会を部長として見学させてもらいました。なごやかで、暖かみがあり、でも、深い話にまで発展する、書く人にとっては有意義な会でした。
はじめは、ユース会員5名というのは少ないと思ったのですが、そんなことないです。みなさん、しっかり自分のやり方を発言できる魅力的なメンバーで、じっくり話すならこのくらいの人数もいいなって思いました。
とはいえ、まだ、参加していないユース会員の参加はお待ちしています。若手を応援する企画なので、ぜひ、門をたたいてみてください。
次回は秋頃。短編のがっぴょうかいを予定していますが、作品をださない人も歓迎。もちろん、勇気をだして作品をだしてくださる方がいないと会がなりたたないので、ぜひぜひよろしくお願いします。 (赤羽じゅんこ)